統計レポート
統計レポートとは
統計レポートとは、主にアプリケーションやPCなどのIT資産などから収集した情報を記録・分析・表示する機能のことです。企業活動において様々なデータを集めることで、従業員の業務状況管理やデータ分析などに活用できます。
統計レポート機能の必要性・メリット
PCの利用データを収集し統計レポートにまとめることは、コンプライアンス遵守やセキュリティ強化、企業の管理体制強化、業務改善活動など多くの場面で必要とされています。
例えば、PCの起動時間や操作ログなどを収集することで、テレワークで働く従業員の稼働状況や内部不正のチェックが可能です。さらに、テレワーク中の全従業員の勤怠時間管理にも活用できます。
アプリケーションやPC、他のIT資産の起動時間や利用状況のデータを収集することで、本当に必要なソフトウェアを選定するためのコスト削減が可能です。生産性向上をより見込めるソフトウェアを導入することで、業務改善にもつながります。
統計レポート機能を活用することで、企業が抱える様々な問題点や課題の解決に役立ちます。
統計レポート機能を活用する際の注意点
統計レポート機能を活用する際には、導入するシステムの統計レポート機能が収集できる情報を事前に確認することが重要です。自社が活用したいデータを収集できないシステムでは、課題の解決や業務改善につながりません。
また、データ収集の対象にするIT資産や収集したいデータの内容をシステム導入前に明確にし、導入プロセスをスムーズに進めることをおすすめします。
MCoreによる統計レポートで解決できること
PCの稼動を見える化し社員の勤務実態を把握PCやアプリケーションの稼動状況を記録してレポートを作成できます。推移情報や問題兆候を出力します。ログ管理機能と連携して、具体的な操作内容まで把握できるので、残業時間やテレワーク時の使用の実態をもとに業務改善を行うことができます。
PC稼動レポート
PCの起動状況と稼動状況を集計して見える化します。利用時間や利用率をもとに、PCのON/OFFだけでなく実際に操作しているかなどの実態を一目で把握できます。ログ管理と連携して、指定した時間帯の具体的な操作内容を確認することも可能。PC稼動レポートを出力して勤怠管理システムと連携すれば、実働稼動時間を把握することができます。
アプリケーション利用レポート
アプリケーションの起動状況と利用状況を集計し見える化します。利用時間や利用率をもとに、アプリケーションの起動だけでなく実際に操作しているかなどの実態を一目で把握できます。ログ管理と連携して、指定した時間帯の具体的な操作内容を確認することも可能。PC稼動レポートと合わせてテレワーク時の勤務状況の確認にも活用できます。
PC利用レポート
各種レポートをPCごとに参照して労務状況を把握できます。PC稼動レポートとWebページのアクセスログ、アプリ利用レポートを組み合わせれば、テレワーク中の従業員の労務状況を簡単に把握することができます。
資産の推移を把握
PC資産管理で収集したインベントリ情報の集計値を、部門単位で表示します。PC資産管理でOSのバージョン、ソフトウェアのバージョンなどを検索テンプレートに設定することで、日々の更新状況、推移が簡単に把握できます。管理者が見たい情報を横断的に閲覧できるので、全体の推移傾向を把握してIT資産の投資計画の検討に役立てることができます。