ウイルス対策ソフト管理
ウイルス対策ソフト管理とは
ウイルス対策ソフト管理とは、マルウェアやスパイウェアなどのウイルス感染による情報漏えい事故を防ぐための重要な対策です。ウイルス対策ソフトの更新状況を管理し、適切な稼動状態を保つことが求められます。
ウイルス対策ソフト管理の主な目的は、ウイルス対策ソフトのバージョンやパターンファイルが最新であることを確認し、効率的な運用を実現することです。ウイルス対策ソフトの監視機能を活用することで、セキュリティの向上につながります。
ウイルス対策ソフト管理の必要性
ウイルス対策ソフトは、企業にとって重要なセキュリティ対策です。ソフトの動作や更新に問題があると、情報漏えいやデータ破損などのリスクが高まります。また、不適切なアップデートのタイミングや管理の欠如により、作業の遅延や中断が発生する可能性もあります。
とくに企業規模が大きい場合は、社内ネットワークだけでなく、従業員が使用するPCすべての状況を把握する必要があります。1台でもセキュリティが脆弱なPCがあると、全てのPCに悪影響を及ぼす可能性があります。したがって、正しいウイルス対策ソフトの管理が重要です。
ウイルス対策ソフト管理のメリット
ウイルス対策ソフト管理を行うメリットは以下の通りです。
- 各端末のウイルス対策ソフトを最新の状態に保つことができる(アップデートや有効化の忘れを防止)
- アップデートの計画的な管理により、作業の遅延や中断を防ぎ、ネットワーク負荷を軽減
- 過去に検出されたウイルスの情報を記録・管理し、自社のセキュリティ課題や対策策定に役立てることができる
ウイルス対策ソフト管理は、専用のソフトウェアを使用して効率的に行うことが推奨されます。導入を検討する際には、自社で使用するウイルス対策ソフトとの互換性を確認しましょう。
MCoreによるウイルス対策ソフト管理で解決できること
ウイルス対策ソフトの稼動状態を監視して、常に最新のバージョンを維持MCoreのウイルス対策ソフト管理は、Trellix、Trend Micro、Broadcom、BlackBerry、Microsoft Defenderのウイルス対策ソフト製品(コーポレート版)に対応しています。PCにインストールされているウイルス対策ソフトの情報(ソフトウェアやエンジン、パターンファイルのバージョン情報の他、バージョンアップ履歴や感染したウイルスの情報)を収集し、集中管理できます。また、未対応製品の場合でも製品名を収集することができます。
ウイルス対策ソフト管理で収集できる情報
- アンチウイルスソフト名
- ウイルスソフトバージョン
- エンジンバージョン
- パターンファイル
- リアルタイムスキャン
- 更新履歴
- 検出ウイルス名
- 検出日時
- 感染ファイル名
- 処置内容
お客さまの声
業種:その他製造業/ 従業員規模:1,000人以上
ウイルス対策ソフトのパターンファイルの更新状況やWindowsUpdateの実施状況が確認出来る為、脆弱性のあるPCをチェックし、是正する事が出来た。
全て見る業種:人材/従業員規模:1,000人以上
以前は緊急の時でも一斉メールで対応していましたがEmotetが猛威をふるったため、とうとう遠隔操作や通知までが届いた。正直、アクセス情報収拾や遠隔監視だけのソフトだと思っていたので想像以上に活躍してくれた。
全て見る業種:ソフトウェア・SI/従業員規模:1,000人以上
ウイルス対策ソフトのバージョン、パッチの適用状況、禁止ソフトのインストール有無などのポリシーを設定できるため、セキュリティも向上した。
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