申請者と決裁者が同じであり、承認者が自ら決裁を行うことを 自己決裁(自己承認)と言います。
自己決裁は不正の温床となるため、自己決裁できる経路は避けるべきです。
標準アクティビティでは、申請者が決裁(承認)できるようになっています。申請者が決裁(承認)できないようにするには、標準アクティビティをコピーして、申請者が決裁(承認)ができないよう設定を変更します。
自己決裁を禁止する
アクティビティをコピーして、設定を変更します。
コピーしたアクティビティを経路に配置します。
設定方法
申請者による承認可否 は、承認 ・ 決裁 アクティビティに設定できます。
決裁 アクティビティを例に説明します。
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アクティビティタイプ一覧画面で、決裁をクリックします。
決裁 アクティビティの設定画面が表示されます。
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コピーをクリックします。
アクティビティの設定を変更するには、標準アクティビティをコピーします。もしくは、作成済のアクティビティをコピーします。
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コピーした 決裁 アクティビティを自己決裁できないようにします。
申請者による承認可否 を「不可」に変更します。
使用可否 |
アクティビティの使用可否を設定します。「可」「マスター経路のみ可」にしないと、アクティビティを経路に使えません。 |
アクティビティ名称 |
アクティビティに名前を付けます。分かりやすい名前を付けることをお勧めします。
例 決裁(自己決裁不可) |
アクティビティタイプコード |
アクティビティを識別するためのコードです。
同じコードは付けられません。 |
申請者による承認可否 |
「不可」にします。「可」にすると、申請者が決裁(承認)できます。 |
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登録ボタンをクリックします。
作成したアクティビティがアクティビティタイプ一覧に表示されます。
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自己決裁ができないアクティビティを経路に配置します。
経路の作成方法は、マスター経路の作成をご参照ください。