生成AI連携
※25年2月リリース予定
社内情報をもとに生成AIが回答
ChatGPTなどの生成AIとの連携(オプション)により、楽々Document Plusに保管された文書(社内情報)に基づいた自然な言語での質問・回答が可能です。従来のキーワードによる検索では、検索結果に多くの情報が並ぶと、その中から自分が探している情報を選ぶ作業に時間がかかってしまいますが、生成AI連携の活用により、欲しい情報をダイレクトに得られ、データ活用の促進だけでなく業務の効率化・省力化も期待できます。
生成AI連携でできること
選択したフォルダの中から、知りたい情報を得るフォルダツリーから選択したキャビネットやフォルダの中から、チャット形式で質問と回答のやりとりができます。検索画面を経由することなくほしい情報が得られるため、検索の手間を省けます。
たとえば、社内規程のフォルダに対して「給与形態について教えて」や「在宅勤務に必要な手続きは?」といった質問をすることができます。また、業務手順書のフォルダでは「トラブル発生時の対処法を教えて」や「○○手順の概要は?」という質問を投げかけることで、必要な情報をダイレクトに得ることができます。このように、特定のフォルダから直接関連する情報に基づいた質問を行うことで、迅速かつ的確な回答を得ることができます。
生成AI連携でできること
文書検索した結果から、知りたい情報を得る文書検索した結果からチャット形式で質疑応答のやりとりができます。検索結果をもとに回答を生成するため、より高い精度の回答が得られます。
たとえば、「契約 秘密情報」というキーワードで検索し、その検索結果の中から「契約時の重要なポイントは?」と生成AIに質問することができます。また、問い合わせ記録のフォルダから「○○株式会社」で検索した後に、「問い合わせの傾向を教えて」と尋ねることも可能です。このように、関連する情報に範囲を絞ったうえで質問を行うことで、よりピンポイントな回答を得ることができます。
生成AI連携でできること
追加のリクエストで、より満足のいく回答を得る生成AIからの回答に対して、深掘りした質問や「箇条書きにして」「表形式にまとめて」といった追加指示も可能です。他にも「200文字以内に要約して」「英語に訳して」など、欲しい情報を欲しい形で得ることができ、社内情報を効率的に活用できます。
生成AI連携の3つの特長
① 信頼性の高い社内情報をもとに回答
企業でChatGPTなどの生成AIを利用する場合、単体では社内の情報に回答できません。楽々Document Plusの生成AI連携では、この問題を解決するために、社内情報を検索し必要な情報だけを抽出して生成AIに連携し、その情報をもとに回答を生成する技術である「RAG」を採用しています。
社内情報の中でも、楽々Document Plusでは、常に最新かつ正式版の文書のみが公開され、その中から質問に関連する情報のみが生成AIに連携されるため、高い精度で最新の回答を得ることができます。
② 閲覧権限のある文書のみ生成AIと連携
楽々Document Plusに登録されているすべての社内情報をもとに回答を生成するわけではなく、利用者の閲覧権限を考慮して文書の抽出を行うため、セキュアな運用が可能です。
③ 別途アップロードの必要なし
RAG対応システムは、情報源となるデータをクラウドへアップロードする必要があるものもありますが、楽々Document Plusの生成AI連携では別途アップロードする必要がありません。楽々Document Plusへ文書登録へ登録するだけで、その文書をもとに回答を生成させることができます。
そして、次なるステップ
契約書などの書類から属性項目を自動抽出する機能追加も計画中
今後、さらなる生成AIとの連携により、契約書などの書類から属性項目を自動で抽出する機能の追加も計画しています。この機能が実現すれば、書類の内容を素早く把握でき、必要な情報を取り出す手間の大幅削減が期待できます(詳細は順次公開してまいります)。