分析機能
QuickSolutionは、Know‐Who機能、可視化機能、シソーラスビルダなど充実した分析機能を搭載しています。また、検索ログを集計し、目的に合わせてレポートを出力することで、コンテンツの見直しや検索システムの改善・活用促進に活かすこともできます。
分析機能で解決できること
分野や部門を超えたナレッジ共有
組織内の文書活用では、良質なコンテンツが埋もれてしまい活用されていないというのはよくある課題です。
Know-Who機能では検索キーワードに詳しい人・部署を知ることができます。疑問点や詳しく知りたいことがあったとき、文書だけでなく社員のナレッジや知識なども利用して疑問・課題を解消できます。
可視化機能では、共通するキーワードが多い文書ごとに分類したり、類似文書をトピックマップで表示できます。すべての文書の関係性や全体像を把握できるので、他分野・他部署で活用可能な文書を見つけやすく、会社全体でのナレッジの共有が実現します。
レポート機能で利用者が求める情報や課題を把握
社内に多種多様な文書が点在し管理が行き届いていない、という企業も多く見られます。分析機能の検索ログ集計・レポート機能は、人気の検索キーワードや一定期間ごとのランキング推移、利用頻度などをレポートとして出力できます。
よく閲覧されているコンテンツ・閲覧が少ないコンテンツ、検索頻度などをレポートやグラフとして可視化することで、利用者の情報ニーズや課題を把握。提供するコンテンツの見直しや検索システムの改善に役立てることが可能です。
利用者に役立つ分析機能
社内のナレッジをより効率的に活用できる、利用者に役立つ分析機能を紹介します。
Know-Who 機能(専門家&専門部署検索)
検索キーワードに詳しい人や部署を探すことができる機能です。人・部署を選択して絞り込み検索することや、人・部署別の連絡先を画面で確認できます。人・部署の表示は1クリックで切り替えられます。
可視化機能(オプション)
可視化機能は、全文検索結果の各ドキュメント間の関係を視覚的に表示する機能です。共通するキーワードが多いドキュメントを近くに配置したり、類似ドキュメントをトピックマップで表示するなど、関連するドキュメントの分類が可能です。
どういったナレッジが存在しているのかを把握できるので、優先して見るべき情報がすぐにわかります。また、全体を俯瞰できるので、分野・部門を超えて情報を活用することもできます。
導入事例:東京大学
管理者に役立つ分析機能
検索ログ集計や利用状況レポートなど、システムの改善や利用促進に役立つ、管理者向けの分析機能を紹介します。
利用状況レポート・グラフ表示
検索回数、ログイン回数、元文書アクセス数などの推移をグラフ表示して、検索システムの利用状況を把握できます。
検索ログ集計・レポート
検索ログファイルを集計し、目的に合わせたレポートを出力できます。人気の検索キーワード、一定期間ごとのランキング推移、コンテンツホール(検索結果が0件だったキーワード)、利用頻度などが把握でき、提供するコンテンツの見直しやシステム改善に役立てることができます。
また、社内の部署/ユーザごとの利用状況を把握でき、いつ・だれが・どのような検索を行ったのかもレポートで確認できるので、監査目的でも活用いただけます。
検索画面アクセスログ出力
いつ・だれが・どのデータにアクセスしたかをログ出力できます。知識・ノウハウの共有(技術伝承)や教育、価値ある資産(データ)の発掘、セキュリティ監査に役立ちます。
Excelでのログ集計例
シソーラスビルダ(オプション)
インデックス生成済みの検索対象に対し、統計処理を用いて自動的に関連語の候補を抽出することが可能です。関連語は文章中の前後に使われる語句の類似性を考慮して抽出されます。
関連語の候補には同義語・類似語・対義語などが自動的に含まれ、抽出結果にその判定内容が表示されます。
文書分類(オプション)
教師あり学習によるテキスト分類、教師なし学習によるテキスト・クラスタリングを応用して文書を分類する機能です。
教師あり学習によるテキスト分類では事前に文書とクラス(振り分け先)間の関係性を学習させた「分類器」を使って分類します。スパムメールの判定などにも使われ、学習させる量が多いほど分類精度が高まります。
教師なし学習によるテキスト・クラスタリングでは、文書情報のみで指定した多数の文書を、類似する特徴ごとに分類します。顧客情報の分析などに活用できます。
文書分類の詳細について見る分析機能に関するコラムも掲載しています
Know‐Who機能や可視化機能、シソーラスビルダ、文書分類機能の詳細やメリットを紹介したコラムをご用意しています。分析機能について詳しく知りたいという方は、ぜひご覧ください。