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ニュースリリース

全文検索・情報活用システムの最新版
「QuickSolution Ver.11.3」を販売開始

~文書クラスタリング機能/もしかして表示の搭載~

2020年2月25日
住友電工情報システム株式会社

住友電工情報システム株式会社は、AI(人工知能)による文書クラスタリング機能を搭載し、さらに情報探しを効率化する「もしかして表示」を搭載した、全文検索・情報活用システムの最新版「QuickSolution(クイックソリューション)Ver.11.3」を2月25日より販売開始しました。

シェアNo.1 三冠達成(※)の全文検索・情報活用システム「QuickSolution」は、数100TB(テラバイト)の規模までフルレンジ対応した、純国産のエンタープライズサーチ(企業内検索ソフト)です。AIをはじめとする先進技術を活用した超高速、高精度の検索ができ、2001年の発売以来、業種を問わず3,400サーバ以上の導入実績があります(2020年1月時点)。

QuickSolution Ver.11.3で新たに搭載した主な機能は下記の通りです。

1.AI/分析に関する機能強化

(1)文書クラスタリング(文書分類オプション)

AI技術の一つである機械学習(教師なし学習)によるテキスト・クラスタリングを応用した、文書クラスタリング機能を新たに搭載しました。文書クラスタリング機能では、与えられた雑多な文書をその特徴に基づき、自動的にグループ分けできます。
文書クラスタリング結果は、共有タグとして検索に活用できるほか、クリックだけで目的の文書にたどり着けるClick Navi(クリックナビ)の検索カテゴリとしても利用できます。
その結果、ユーザは探したい情報をすばやく見つけることができます。
また、従来の文書分類機能の性能も向上しています。

プレスリリース:https://www.sei-info.co.jp/news/news-qs20200128.html

(2)もしかして表示

検索キーワードに誤字や変換ミスなどの可能性がある場合、正しいキーワードが「もしかして」と表示されるようになりました。利用者は表示されるキーワードをクリックするだけで再検索でき、情報探しの効率化に一層貢献します。

2.検索対象の拡充

(1)メールファイル(eml形式)の標準対応

検索対象データとしてメールファイルのeml形式に標準対応しました(Windows版のみ)。

(2)Oracle 19c 対応

検索対象データとしてOracle 19cに対応しました。

(3)Office 365連携の強化(オプション)

Office 365連携において検索画面のログイン処理を高速化し、ログイン時間が最大で従来の約1/6になりました(当社比)。また管理者向けの設定方法を改善し、複数のサイトコレクションを設定する場合の利便性が向上しています。

3.管理者向けの機能強化

(1)ログ/メール通知機能の強化

インデックスの状態やサムネイル/ビューワの変換状況について、ログやメールで通知する機能を強化しました。従来と比べて通知の内容が詳細になったうえ、定期的な状態通知も可能です。管理者による日々の運用監視をより一層サポートします。

(2)サムネイル/ビューワの変換効率向上

サムネイル/ビューワの変換方法を見直し、効率的に変換を行うように改善しました。これによりQSサーバへの負荷を軽減できるうえ、更新したファイルのサムネイルへの反映もより高速になります。

4.その他(稼働環境、検索APIの拡充)

(1)Red Hat Enterprise Linux 8 対応

QSサーバの稼働環境としてRed Hat Enterprise Linux 8に対応しました。

(2)Java 13 対応

QSサーバの稼働環境としてJava 13に対応しました。OpenJDKとOracleJDKでの動作に対応しています。

(3)検索条件論理演算

Ver.10.0以降で非対応だった検索条件論理演算(旧:検索履歴演算)が利用できるようになりました(Java API利用のみ)。複数の検索に対して、それぞれの検索結果(レコードの集合)を集合演算した結果を取得できます。

■AI・人工知能EXPOに「QuickSolution Ver.11.3」を出展

下記の弊社ブースにて、ミニセミナーやデモを交えて最新機能を紹介します。ご興味がある方はぜひお越しください。

当社は今後もますます需要が見込まれるエンタープライズサーチの市場において、”AIで「探し方」改革!”をキーワードに、時代のニーズを先取りした製品開発に取り組んでまいります。

(※) QuickSolutionは、3つの市場調査でシェアNo.1を達成しました。
詳しくは、下記のWebサイトをご参照ください。
https://www.sei-info.co.jp/quicksolution/#share

【補足資料】

QuickSolutionの主な特長

大容量
1サーバで50TB(1億2000万ファイル)を2~3秒で検索、数100TBまで拡張可能
高精度
検索漏れなく重要文書を上位表示、セマンティック検索(意味・構文を解析)
簡単・安心運用
直観的な操作性、Click Naviで技術伝承、充実の権限管理、辞書メンテ不要
整理・分類・活用
お気に入り/共有タグで整理・分類、Know-Who/スマートパネルで情報活用
充実の分析機能
検索結果の可視化、文書分類/文書クラスタリング、シソーラスビルダ、固有表現抽出
豊富な実績
スマホ/タブレットからの利用、クラウド、仮想環境での運用、多言語対応
システム連携
純国産・豊富なAPI、他システムとのシームレスな連携
高機能ビューワ
サムネイル/ビューワでヒットページをダイレクト表示、ヒット箇所をハイライト
多彩な検索対象
ファイルサーバ(Isilon、NetApp等も含む)、Webサイト、Notes、データベース、ArcSuite、Office 365、Box等の横断検索

QuickSolution 最新のリリース情報のWebサイト

https://www.sei-info.co.jp/quicksolution/spec/release.html

QuickSolution のWebサイト

https://www.sei-info.co.jp/quicksolution/

登録商標について

  • QuickSolutionは、住友電気工業株式会社の登録商標です。
  • Click Naviは、住友電工情報システム株式会社の登録商標です。
  • ISILONは、米国EMC Corporationの米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • NetAppは、米国NetApp, Inc.の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • Notesは、米国IBM Corporationの米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • ArcSuiteは、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社の登録商標です。
  • Office 365は、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • Boxは、米国Box Inc.の米国及びその他の国における商標または登録商標です。

会社情報

住友電工情報システム株式会社の概要

設立1998年10月1日
資本金4.8億円
従業員数500人
代表者代表取締役社長 
奈良橋 三郎
本社所在地大阪市淀川区宮原3-4-30(ニッセイ新大阪ビル)
事業内容各種業務用ソフトウエアの開発・販売・保守、
パッケージソフトの開発・販売・保守他

お問い合わせ

<製品に関するお問い合わせ先>

住友電工情報システム株式会社 
ビジネスソリューション事業本部
システム営業部 TEL: 03-6406-2840
西日本システム営業部 TEL: 06-6394-6731
Email:qs-visitor@sei-info.co.jp

<本件に関するお問い合わせ先>

住友電工情報システム株式会社
ビジネスソリューション事業本部 
マーケティング室
TEL: 06-6394-6754FAX: 06-6394-6759
Email:mkt@sei-info.co.jp https://www.sei-info.co.jp
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