特集
教職員の業務効率化、
効率的な組織運営を進めたい学校法人様へ

紙業務からデジタルへの転換は、業務効率・コスト・セキュリティなど多くの問題を解決し、広範な業務改革につながります。学校法人特有の課題を前に、さらなるペーパーレス化に肝要なのは、自組織の特性をよく分析したうえで、システムの機能を組織に合うように使いこなすことです。

学校の構成員は教員と職員、そして学生・生徒からなり、会社組織とは違う構成をしています。複数の大学・学校・幼稚園を保有していたり、複数拠点があるという法人も多く、明解でシンプルに組織管理することも課題の一つでしょう。

複雑な組織を縦横に通す承認経路も複雑になりがちです。教授会や理事会など会議体での承認という場合もあります。どのように経路に組み込んでいくかは、工夫のしどころであり、組織管理も合わせて、システムの機能を駆使して実現をめざしていただきたいと考えます。

学務・教務のデジタル化など注力分野が多岐にわたる情シス部門としては、組織運営の土台となる業務効率化の施策については部門ごとで対応してもらえるのが理想といえます。業務をよくわかっている部門で市民開発し、使っていきながら改善を加えていくことで、業務効率化はスピードアップし、ますます進むことでしょう。

学校法人は多くの個人情報や研究等の機密情報を扱う組織です。オンプレミスで運用されることが多いのも頷けます。データを連携する際など、認証基盤(シボレスなど)の問題などをクリアできるかどうかも、システムを選ぶ上での条件になっています。