楽々WorkflowII、生成AIと連携した
「AIプラグインビルダー」を正式リリース

~さらに、マニュアル検索にも生成AI連携を搭載、大規模環境のサーバ負荷も軽減~

ニュース

住友電工情報システム株式会社は、電子承認・電子決裁システム「楽々WorkflowII (らくらくワークフロー・ツー)」と生成AIを連携した「AIプラグインビルダー」*1を正式リリースしました。サポートサイトでご利用いただける本機能では、生成AIが楽々WorkflowIIのアドオン用Javaソースコードを生成します。同サイトでは、マニュアル検索と生成AIを連携させ、対話を通じてマニュアル・FAQ等の情報を要約・解説できる機能も公開しました。製品の機能追加では、複数台のワークフローサーバで構成される大規模な運用環境において、メモリーキャッシュ方式を最適化しました。これにより、サーバ負荷を軽減し、安定性が向上した運用環境を実現します。

1.「AIプラグインビルダー」を正式リリース

昨年、試験利用を開始して以来、多くのお客様からいただいたフィードバックを踏まえ、「AIプラグインビルダー」を2026年4月にサポートサイトで正式リリースしました。
「AIプラグインビルダー」は、自然文で業務要件を入力するだけで、生成AIが楽々WorkflowIIの実装知識データベース(マニュアル、FAQ、Javadocなど)を利用し、アドオン開発に利用可能な楽々WorkflowIIのアドオン用Javaソースコードを生成する機能です。内部でRAG(検索拡張生成)*2を応用しています。

本機能は、独自の業務要件をアドオンで追加したいものの、スキル不足や調査・実装にかかる工数の確保が難しいといった、開発現場の課題解決を支援します。

たとえば
「文書発行後の処理で、文書のデータを独自のデータベースに登録したい。」
といった実装の要件を自然文で入力するだけで、その内容に応じて、アドオンの実装メソッドを推定し、必要なJavaソースコードを生成します。これにより開発者はゼロからコードを記述する負担を軽減できるだけでなく、Javaの知識や経験の差に左右されにくくなり、複雑な業務ロジックの実装にも取り組みやすくなります。熟練エンジニアの工数削減に加え、若手エンジニアの早期戦力化にもつながり、システム開発のスピードと生産性の向上が期待できます。

自然文入力でJavaソースコードを生成する「AIプラグインビルダー」画面
自然文入力でJavaソースコードを生成する「AIプラグインビルダー」画面

本機能は、試験利用開始以降、正式リリースまでの間に改善を重ね、ソースコード生成の精度が向上しました。加えて、出力したソースコードの解説表示機能を新たに実装しました。たとえば、出力したソースコードの「解説」タブから、気になるコード部分にマウスオーバーするだけで、対象部分の解説が画面右側に表示されます。これにより、開発経験の浅いユーザでも生成結果を確認しやすくなり、学習スピードの向上や保守にかかる負担の軽減に役立ちます。

出力したコードの解説機能
出力したコードの解説機能

さらに、追加情報ボタンをクリックすると表示されるポップアップ内の参照ボタンから、実装したいメソッドを選択し、そのメソッドをベースにソースコードの生成が可能となりました。楽々WorkflowIIの開発経験がある方は、自分が意図する実装箇所のメソッドをAIに直接指示することで、開発者の意図をより反映したソース生成を指示できます。加えて、開発中や修正対象のソースコードを「ベースとなるソースコード」として指定することで、生成AIがその雛形や前提を考慮したソースコードを出力できます。既存コードへの追記や改修といった実務的なシーンでも活用しやすくなります。また、「AIに対する追加の指示」欄では、メッセージ定義やテーブル仕様などの要件を補足情報として与えることができ、設計意図を反映したソースコード生成を支援します。これにより、生成後の手戻りを抑え、開発効率の向上に貢献します。

実装メソッドやベースにするソースコードを指定した場合のコード生成画面
実装メソッドやベースにするソースコードを指定した場合のコード生成画面

2.マニュアル検索機能に生成AI連携搭載

サポートサイトで提供している「楽々WorkflowII」のマニュアルや逆引き辞書などのノウハウ情報は、これまでキーワードの完全一致検索およびあいまい検索に対応していました。今回、当社製品「QuickSolution®*3 (クイックソリューション)」と連携し、生成AIとのチャット機能を備えた新しい検索画面を公開しました。
検索結果にもとづく解説の提示、特定ドキュメントの要約、対話を通じた追加情報の深掘りなど、生成AIを活用したドキュメント検索が可能です。
これにより、従来のように検索結果一覧から記事を一件ずつ開いて確認する手間を削減し、必要な情報を検索結果から抽出、整理したうえで回答を返します。さらに、情報が複数の記事に分散している場合でも、関連内容を自動的に集約して提示できるため、調査時間の短縮と理解の効率化に貢献します。
また、PDFマニュアルについては、検索でヒットした箇所の該当ページを直接表示できる「ビューワ」機能も利用可能です。目的の記述へすばやく到達でき、参照性が向上します。

生成AIと連携したマニュアル検索画面
生成AIと連携したマニュアル検索画面
AI Chatによる回答とビューワ表示の画面例
AI Chatによる回答とビューワ表示の画面例

3.大規模な運用環境において、サーバ負荷を軽減し、運用も効率化

楽々WorkflowIIでは、フォルダや組織、承認情報などを各APサーバのメモリ上に保持し、処理を高速化しています。一方、複数台構成では、更新内容を他のAPサーバへ共有する必要があり、この処理が負荷となる場合がありました。最新版のVer.8.4.3.0では、この共有処理を見直すことで、各APサーバの負荷とデータベースサーバへのSQL発行回数を削減しました。これにより、システム全体のCPU・メモリ負荷を抑え、業務ピーク時の安定稼働に貢献します。また、APサーバ再起動後に必要となるキャッシュ情報の準備時間も短縮しました。これにより、メンテナンス後の立ち上がりをスムーズにし、運用効率化にもつながります。

当社では、今後も、企業ニーズにあった柔軟性の高いWebワークフローシステムを開発し、お客様に提供してまいります。

*1:AIプラグインビルダーは、楽々WorkflowIIの「文書プラグイン」と「事後処理」のJavaソースコード生成が可能です。
本機能のご利用には技術サポート契約が必要となります。
50チャット/月までは無償、それ以上の場合は有償契約が必要になります。

*2:RAG(Retrieval-Augmented Generation、検索拡張生成)は、外部の情報源を検索して必要箇所を抽出し、その内容にもとづいて大規模言語モデル(LLM)に回答を生成させる技術です。

*3:「QuickSolution®」は、膨大なデータ群から文書の中身まで検索できる純国産の企業内検索システムで、圧倒的な検索精度と高速レスポンスを実現します。
また、下記の4つの市場調査レポートでシェア1位の四冠を達成しています。
富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場 2017~2025年版」検索エンジン パッケージ市場 (ベンダーシェア 2016~2024年度)(9年連続)
アイ・ティ・アール「ITR Market View:生成AI/機械学習プラットフォーム市場2025」検索・探索エンジン市場:ベンダー別売上金額シェア(2017~2024年度)(8年連続)
デロイト トーマツ ミック経済研究所「コラボレーション・モバイル管理ソフトの市場展望2019~2025年度版」エンタープライズサーチ/検索エンジン市場:ベンダー別出荷金額・出荷社数シェア(2018~2024年度)(7年連続)(https://mic-r.co.jp/mr/03500/)
富士キメラ総研「人工知能ビジネス総調査 2022年版」ナレッジマネジメントソリューション市場(2021年度)

楽々WorkflowIIについて

電子承認・電子決裁システム「楽々WorkflowII」は、企業内での申請・承認・決裁のワークフローを電子化し、業務効率化を実現するパッケージソフトです。短期間で利用を開始したいお客様からERPなどの基幹システムと連携させ、本格的ワークフローを実現したいお客様まで幅広く利用できる柔軟性の高いシステムとして、2005年の発売以来、多くのお客様に導入され、高い評価をいただいております。
また、紙で受領する取引関係書類の保存を対象としたJIIMA認証「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証(認証番号:011200-00)」と、電子取引のJIIMA認証「電子取引ソフト法的要件認証(認証番号:604000-00)」を取得しています。そのため、注文書、領収書、請求書などの各種取引情報が紙と電子データどちらでも、電子帳簿保存法(電帳法)に対応して保存できます。
さらに、「楽々WorkflowII」のクラウドサービス「楽々WorkflowII Cloud」も提供しており、初期投資やインストール・メンテナンス作業が不要で、月額利用料のみですぐに利用できます。

楽々WorkflowIIの主な特長

1. かんたん・スピーディな立ち上げ
Excelシートを使った申請フォーム生成、わかりやすいGUIでの申請フォーム編集、経路設定機能などにより、稟議書、起案、旅費精算・経費精算など本格的な申請画面を誰でも簡単に作成することが可能です。短期間で電子申請システムの業務開始を実現します。
2. 大規模・本格的な運用に強い
豊富な経路設定機能により日本の商習慣に合った柔軟なワークフローを実現します。人事異動や業務・組織の変化にも簡単に対応でき、豊富なAPIと固有ロジック追加機能、高い性能と信頼性により、既存システムと連携した大規模かつ本格的なワークフローが構築可能です。
3. グローバルな多国語対応、スマートフォン、タブレットのモバイル対応でどこでも誰でも利用可能
日本語だけでなく、英語、中国語、タイ語、スペイン語、韓国語、フランス語など多国語に対応しています。各種スマートフォン、タブレットにも対応し、グローバルでの利用が可能です。

楽々WorkflowIIのWebサイト

https://www.sei-info.co.jp/workflow/

楽々WorkflowII CloudのWebサイト

https://www.sei-info.co.jp/workflow/workflow-cloud/

関連製品:エンタープライズサーチ「QuickSolution®

https://www.sei-info.co.jp/quicksolution/

無料ウェビナー(オンライン)のご案内

「どのような特長があるか」「評価をいただいているポイントはなにか」をウェビナーを通して理解を深めていただきたく、テーマ別のウェビナーを複数ご用意しています。

【ウェビナーのテーマ例】

  • 承認業務のペーパーレス化で業務改革
    さらに、汎用ワークフローシステムだからこその使いやすさ
  • 柔軟な経路設定は、楽々WorkflowIIの真骨頂!
    複雑なワークフローを難なく設定できる豊富な機能をご紹介
  • IT人材不足からの脱却のカギ
    ワークフローの「市民開発」を実現するために
  • Notes移行を変革のチャンスに。
    ノーコード・ローコード開発ツールで継続的な業務改善を
  • ペーパーレスのみにあらず。
    本格的ワークフロー専用システムの本領は「ガバナンス」

【申込方法】下記のページより、お申し込みください。
https://www.sei-info.co.jp/workflow/event/webinar-wf/

登録商標について

  • 楽々Workflow、QuickSolution、クイックソリューションは、住友電気工業株式会社の登録商標です。
  • Javaは、米国Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • Notesは、HCL Technologies Ltd.の商標または登録商標です。
  • JIIMAは、公益社団法人日本文書情報マネジメント協会の商標または登録商標です。
  • Excelは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • その他、記載されている会社名・製品名などは、各社の商標または登録商標です。

住友電工情報システム株式会社の概要

  • 設立
    1998年10月1日
  • 資本金
    4.8億円
  • 従業員数
    670名
  • 代表者
    社長 倉富 幸一
  • 本社所在地
    大阪市淀川区宮原3-4-30(ニッセイ新大阪ビル)
  • 事業内容
    各種業務用ソフトウェアの開発・販売・保守、
    パッケージソフトの開発・販売・保守、クラウドサービスの提供

お問い合わせ先

製品に関するお問い合わせ

住友電工情報システム株式会社
ビジネスソリューション事業本部

東京  TEL:03-6406-2840
名古屋 TEL:052-533-8704
大阪  TEL:06-6394-6731
福岡  TEL:092-284-0232
Emailrakrak@sei-info.co.jp

本件に関するお問い合わせ

住友電工情報システム株式会社
ビジネスソリューション事業本部 マーケティング室

TEL:06-6394-6754
Emailmkt@sei-info.co.jp
URLhttps://www.sei-info.co.jp

簡単な製品説明をご希望の場合でも
お気軽にお問い合わせください

お問い合わせ

専門スタッフが製品や導入に関する不安やお悩みにお答えします。

担当者に製品の説明を聞く

資料請求

楽々WorkflowIIの詳しい製品情報や、活用事例をまとめた資料を無料で請求いただけます。

製品資料を請求する

デモ希望

専門スタッフが操作画面をお見せしながら製品説明を行います。

デモを申し込む