楽々WorkflowIIが入力内容に応じた画面項目の動的制御をノーコードで実現

~フォームの構築がより簡単に、より強固なセキュリティに~

ニュース

2025年7月18日

住友電工情報システム株式会社は、電子承認・電子決裁システム「楽々WorkflowII」(らくらくワークフロー・ツー)の最新バージョン「Ver.8.4.0.0」を7月より販売開始しました。
本バージョンでは、ユーザが入力する内容に応じて入力項目の入力可/不可や表示/非表示を動的に制御することをノーコードで設定できる機能を搭載しました。さらにパスワードの暗号化機能を強化しました。これらの機能によりお客様の業務効率化とセキュリティ強化に貢献します。

「楽々WorkflowII Ver.8.4.0.0」に追加された主な新機能は以下のとおりです。

1.ユーザの入力内容に応じて入力項目の入力可/不可や表示/非表示をノーコードで動的に制御可能に

従来、楽々WorkflowIIのフォーム構築では、ユーザの入力内容に応じた入力項目の入力可/不可や表示/非表示を動的に切り替える制御を行うためには、JavaScriptによるコーディングを実装する必要がありました。
今回のバージョンでは、これらの動的な制御を、プログラミングの知識がないユーザでもノーコードで簡単に設定可能になりました。たとえば、下図のような出張旅費申請において、受取方法に現金が選択されると、振込先を入力不可または、非表示にすることがノーコードで設定できます。この設定により項目はあるが、入力できないことを明示できたり、不要な入力項目を非表示にし、ユーザが迷わずに適切なデータを入力できるようになります。簡単な設定だけで利便性の高い画面を作成でき、データ入力者や確認者の使いやすさが向上します。

出張旅費申請の動的制御 入力項目の入力可・表示
出張旅費申請の動的制御 入力項目の入力可・表示
出張旅費申請の動的制御 現金を選択したとき、振込先が入力不可になるイメージ
出張旅費申請の動的制御 現金を選択したとき、振込先が入力不可になるイメージ
出張旅費申請の動的制御 現金を選択したとき、振込先が非表示になるイメージ
出張旅費申請の動的制御 現金を選択したとき、振込先が非表示になるイメージ

2.パスワードの暗号化機能を強化

近年、さまざまなサイバー攻撃による被害が広がっています。暗号化されていないパスワードが漏えいしてしまった場合、各種サービスに不正にログインされてしまい、機密情報にもアクセスされる危険性があります。
楽々WorkflowIIは、以前からパスワードを暗号化してデータベースに保管していましたが、近年のセキュリティ強化へのニーズに応じて、パスワードのSHAハッシュ関数による暗号化*1に対応しました。

*1:SHAハッシュ関数は値をハッシュ値に変換する暗号学的ハッシュ関数です。一方向性があり元のデータを復元することが困難であり、、異なる入力が同じハッシュ値となる衝突現象の発生が非常に少ないため、安全性が高いとされています。デジタル署名や仮想通貨など多用途に使われ、現代の基準で十分な強度を持っています。

当社では、今後も、企業ニーズにあった柔軟性の高いWebワークフローシステムを開発し、お客様に提供してまいります。

楽々WorkflowIIについて

電子承認・電子決裁システム「楽々WorkflowII」は、企業内での申請・承認・決裁のワークフローを電子化し、業務効率化を実現するパッケージソフトです。短期間で利用を開始したいお客様からERPなどの基幹システムと連携させ、本格的ワークフローを実現したいお客様まで幅広く利用できる柔軟性の高いシステムとして、2005年の発売以来、多くのお客様に導入され、高い評価をいただいております。
また、紙で受領する取引関係書類の保存を対象としたJIIMA認証「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証(認証番号:011200-00)」と、電子取引のJIIMA認証「電子取引ソフト法的要件認証(認証番号:604000-00)」を取得しています。そのため、注文書、領収書、請求書などの各種取引情報が紙と電子データどちらでも、電子帳簿保存法(電帳法)に対応して保存できます。
さらに、「楽々WorkflowII」のクラウドサービス「楽々WorkflowII Cloud」も提供しており、初期投資やインストール・メンテナンス作業が不要で、月額利用料のみですぐに利用できます。

楽々WorkflowIIの主な特長

1. かんたん・スピーディな立ち上げ
Excelシートを使った申請フォーム生成、わかりやすいGUIでの申請フォーム編集、経路設定機能などにより、稟議書、起案、旅費精算・経費精算など本格的な申請画面を誰でも簡単に作成することが可能です。短期間で電子申請システムの業務開始を実現します。

2. 大規模・本格的な運用に強い
豊富な経路設定機能により日本の商習慣に合った柔軟なワークフローを実現します。人事異動や業務・組織の変化にも簡単に対応でき、豊富なAPIと固有ロジック追加機能、高い性能と信頼性により、既存システムと連携した大規模かつ本格的なワークフローが構築可能です。

3. グローバルな多国語対応、スマートフォン、タブレットのモバイル対応でどこでも誰でも利用可能
日本語だけでなく、英語、中国語、タイ語、スペイン語、韓国語、フランス語など多国語に対応しています。各種スマートフォン、タブレットにも対応し、グローバルでの利用が可能です。

楽々WorkflowIIのWebサイト

https://www.sei-info.co.jp/workflow/

楽々WorkflowII CloudのWebサイト

https://www.sei-info.co.jp/workflow/workflow-cloud/

無料ウェビナー(オンライン)のご案内

「どのような特長があるか」「評価をいただいているポイントはなにか」など、ウェビナーを通して理解を深めていただきたく、テーマ別のウェビナーを複数ご用意しています。

【ウェビナーのテーマ例】

  • 承認業務のペーパーレス化で業務改革
    さらに、汎用ワークフローシステムだからこその使いやすさ
  • 柔軟な経路設定は、楽々WorkflowIIの真骨頂!
    複雑なワークフローを難なく設定できる豊富な機能をご紹介
  • IT人材不足からの脱却のカギ
    ワークフローの「市民開発」を実現するために
  • Notes移行を変革のチャンスに。
    ノーコード・ローコード開発ツールで継続的な業務改善を
  • ペーパーレスのみにあらず。
    本格的ワークフロー専用システムの本領は「ガバナンス」

【申込方法】下記ページより、お申し込みください。
https://www.sei-info.co.jp/workflow/event/webinar-wf/

楽々Framework発売25周年&
楽々WorkflowII発売20周年の記念特設サイト

https://www.sei-info.co.jp/special/fw25th-wf20th/

登録商標について

  • 楽々Workflow、楽々Frameworkは、住友電気工業株式会社の登録商標です。
  • Notesは、HCL Technologies Ltd.の登録商標です。
  • JIIMAは、公益社団法人日本文書情報マネジメント協会の商標または登録商標です。
  • Excelは米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • JavaScriptは、Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
  • その他、記載されている会社名・製品名等は、各社の商標または登録商標です。

住友電工情報システム株式会社の概要

  • 設立
    1998年10月1日
  • 資本金
    4.8億円
  • 従業員数
    630名
  • 代表者
    社長 倉富 幸一
  • 本社所在地
    大阪市淀川区宮原3-4-30(ニッセイ新大阪ビル)
  • 事業内容
    各種業務用ソフトウェアの開発・販売・保守、
    パッケージソフトの開発・販売・保守、クラウドサービスの提供

お問い合わせ先

製品に関するお問い合わせ

住友電工情報システム株式会社
ビジネスソリューション事業本部

東京  TEL:03-6406-2840
名古屋 TEL:052-533-8704
大阪  TEL:06-6394-6731
福岡  TEL:092-284-0232
Emailrakrak@sei-info.co.jp

本件に関するお問い合わせ

住友電工情報システム株式会社
ビジネスソリューション事業本部 マーケティング室

TEL:06-6394-6754
Emailmkt@sei-info.co.jp
URLhttps://www.sei-info.co.jp

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