運用
ワークフロー統計
システム管理者が申請の利用状況を定量的に分析し、改善点の特定を支援します。
例えばある業務の承認フローにおいて、どのステップで時間がかかっており、当初設定した目標値とどのくらい乖離があるのかを把握することが可能となります。
フォルダ別、経路別、アクティビティ別に、文書の回付日数や申請の中止回数、否認回数等の統計をグラフや一覧表示で可視化して確認できます。
システムの分散管理
文書の種類ごとに管理者を設定し、フォームの作成、経路設定、権限設定を任せることができます。
エンドユーザ部門に管理権限を委譲し、システム管理者の負荷軽減を図ることができます。
また、各部門の管理者も新たな業務文書の作成や細かな設定変更を
逐次システム管理者に依頼することなく実施できるため、速やかに業務を改善できます。
環境の簡単移行
楽々WorkflowIIが管理するデータを、エクスポート・インポートすることができます。
フォルダ設定の移行
内部統制の観点から検証サーバを導入しても、検証サーバから本番サーバへの環境設定項作業時間はかかりません。
オンラインでの製品説明・デモも可能です
文書の保管
文書データを移行
登録されている文書データ情報を簡単にエクスポート、インポートできます。
データのバックアップ、リストアなど様々な用途で管理者の作業時間が短縮できます。
文書データをアーカイブ
文書をHTML形式で外部出力できます。
ほとんど見ない過去文書を法令に従って保存する必要があるなど、文書をアーカイブして
システムから削除することによって空きスペースを増やし、
システムの効率化を図ることができます。
エンジンサーバ分散
大規模な運用形態においては、アプリケーション・サーバ、ワークフロー・エンジン・サーバ、
データベース・サーバの3層にサーバを分け、さらにそれぞれを複数台のサーバに分散させることができます。
これにより、1つのワークフロー・エンジンに障害が発生しても、別のエンジンで業務を続行することが可能となり、可用性の高い、堅牢なシステムを構築できます。
また、エンジンを二重化することで、申請や承認業務の負荷が集中する場合も複数のサーバに負荷を分散させることができます。
内部統制(ITアプリケーション統制)への対応
金融商品取引法(日本版SOX法、J-SOX法)をはじめとする内部統制の強化に対しては、下記のような対応をしています。
データコントロール
ポイント1:変更履歴を管理
変更前、変更後の全ての申請文書の変更履歴を記録し、管理します。
ポイント2:版管理(バージョン管理)
申請文書を版管理(バージョン管理)します。
アクセスコントロール
ポイント1:ユーザのアクセス履歴管理
管理者は、誰が、いつ文書を閲覧したかを一覧で確認することができます。
ポイント2:設定変更管理
管理者は、グループ管理やフォルダ管理から設定を変更する操作について、いつ、だれが、どのデータを登録・更新・削除したかを確認することができます。
他のアプリケーション統制
他のアプリケーション統制として、下記を対応しています。