購買管理システムと外部システムとの連携
システム連携のメリット
他システムからの受信と他システムへの送信購買管理業務は、企業内の他の業務との関わりが大きい業務です。たとえば、納品されたモノを検収すると、その後の請求処理のために、会計システムに検収データを連携する必要があります。そういった場面で、人手を介さずに他のシステムと連携できると非常に便利です。
また逆に、他のシステムからの連携として、組織情報を保持している人事システムから、購買管理システムに部署やユーザなどの組織情報を連携し、システム管理者の負荷低減に繋げることができます。
楽々ProcurementIIは30種類以上の豊富なインターフェースを用意しています。会計システム、ERPパッケージ、人事システム、生産管理システム、販売管理システムなどとの連携事例も豊富にあります。
ERPパッケージとの連携事例
会計、人事、予算管理、生産管理、在庫管理などの基幹業務を統合したERPパッケージとの連携事例が豊富にあります。たとえば、マスタ情報をERPパッケージから受け取り、購買業務を楽々ProcurementIIで実施するという運用がよくあります。最後に検収情報をERPパッケージの会計側に返すことで、購買から会計までを完全に電子化することが可能となります。
生産管理システムとの連携事例
主に製造業で使用する生産管理システム(工場システム)との連携も可能です。
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工場システム・生産計画からオーダ情報を受信します。
単価契約品 → 自動発注へ
都度見積品 → 見積依頼へ - 発注後、発注済データを工場システムへ送信します。
- 同じく納期回答データを工場システムへ送信します。
- 納品後、工場システムから受入検収データを受信します。
- 会計システムへ検収実績データを送信します。
他システムとの連携機能
下記のようなデータを他のシステムと連携可能です。
- グループ(部署)
- ユーザ
- 所属
- 仕入先
- 仕入先窓口
- 支払条件
- 仕入先・支払条件
- 勘定科目
- 費用負担部門
- 納入場所
- 金額別決裁経路設定
- 品目
- 単価契約
- 購入依頼
- 入荷
- 検収
- 入荷検収
- その他検収
- 発注実績
- 納期回答
- 出荷(納品書作成)
- 検収実績