ニュースリリース
Amazonビジネスと、購買管理システム
「楽々ProcurementII」がシステム連携
~企業の購買・調達業務の改善、内部統制強化に寄与~
2020年9月29日
住友電工情報システム株式会社
住友電工情報システム株式会社は、法人・個人事業主向け購買専用サイト「Amazonビジネス(アマゾンビジネス)」と新たにシステム連携し、購買・調達コストの軽減や業務改善に寄与する購買管理システム「楽々ProcurementII(らくらくプロキュアメント・ツー)Ver.8.3」を、2020年10月1日に発売します。
このたび発売する「楽々ProcurementII Ver. 8.3」は、インターネット上のカタログサイトからの購買・調達業務を改善する機能「パンチアウト連携」にて、新しくAmazonビジネスと連携できるようになりました。
本機能を使用することで、豊富な品揃えの商品をお求めやすい価格で提供するAmazonビジネスを利用しつつ、購買・調達プロセスを最適に保つことができ、購買・調達コストの軽減や、内部統制強化が期待できます。
図:Amazonビジネスとのシステム連携のイメージ
連携するサービスの概要
Amazonビジネスは、個人向けEコマース(Amazon.co.jp)の豊富な品揃え、利便性、お求めやすい価格に加え、調達・購買に特化した機能やサービスを備えた、Amazonが提供するビジネス向けEコマースです。法人および個人事業主のお客様による効率的な調達・購買活動の支援を目指して、Amazonビジネスでは、法人限定商品を含む数億種類の商品や法人価格のほか、シングル・複数ユーザーアカウント、承認フロー、購買システムとの連携、請求書払いを含む多様なお支払い方法、カスタマーサポートなどの多様な機能やサービスを提供しています。
楽々ProcurementIIは、購入依頼から見積、発注、検収、在庫管理、会計システム連携までの購買管理業務全般をカバーする本格的な購買管理システムです。社内のワークフロー(電子承認)や取引先とのWeb-EDIによる購買管理業務のペーパーレス化や、集中購買・カタログ購買の実現による購買コストの低減など、購買業務を大幅に改善できます。
また、日本の商習慣にマッチした豊富な標準機能を持ち、間接材購買を中心にさまざまな商材・運用形態に対応できることから、化学、薬品、食品、建設、物流、不動産、情報サービス、大学など、幅広い業界で導入されています。
運用イメージ
従来、企業のユーザーが購買・調達活動においてECサイトを利用する際の運用は下記のようなものが考えられます。
- ①要求部門のユーザーが、ECサイトで購買品を選定し、社内規定に沿わず、上司の確認だけで発注。後日、経費精算の際に購買品の妥当性を確認する。
- ②要求部門のユーザーがECサイトで購買品を選定し、社内規定に沿って、商品情報や価格などを転記して購買申請を実施。決裁後に発注する。
後日、請求書払いを行う。 - ③要求部門のユーザーが、「こういうものが欲しい」と購買部門や総務部門に依頼し、購買担当者がECサイトで購買品を選定し、発注申請の決裁後に発注する。
後日、請求書払いを行う。
これが、Amazonビジネスとシステム連携された楽々ProcurementIIを利用すれば、下記のような運用に統一することができます。
要求部門のユーザーがAmazonビジネスで購買品を選定、連携されるカート情報を元に購買申請。社内規定に沿った経路で電子承認後、自動でAmazonビジネスに発注される。
後日、月間の購買品をまとめた請求書に応じて支払う。
※Amazonビジネスでの請求書払いは所定の事前審査が必要です。
従来の運用①と比較すると、購買前に社内規定に沿って承認を行えるようになり、内部統制の強化や買いすぎ抑制になります。また、経費精算時の妥当性確認が不要になり、業務効率化につながります。
従来の運用②と比較すると、購買申請を実施する際に商品情報や価格を転記する手間の軽減や、転記ミスによる手戻りの抑制といった業務効率化につながります。
従来の運用③と比較すると、購買部門や総務部門の購買担当者にとって、依頼受付や物品の選定、発注処理を削減するという業務改善につながります。
要求部門および購買部門のユーザーにとってのメリット
- 多様な業種のニーズに対応した数億種類の商品をお求めやすい価格で提供するAmazonビジネスから選んだ商品を、より簡単に、社内規定に沿った購入手続きを経て購入できるようになります。
- Amazonビジネスを利用する際に、自動で企業アカウントでのログインができるため、ログインする手間を軽減できます。
- Amazonビジネス上で選んだ商品について、簡単に購買申請できます。
ユーザーが商品名や型番、数量、金額などを1件1件、手作業で記入しなくても購買申請できるので、申請時の作業軽減やミスによる手戻りの抑制になり、業務効率化が期待されます。
また、購入前に購買申請が決裁されたうえで請求書払いになるので、経費精算のときの煩わしい処理が低減されます。 - 購買申請のワークフロー(電子承認)が決裁されたタイミングで注文情報がAmazonビジネス側に自動連携されます。
このため要求部門のユーザーは、Amazonビジネスだけを利用していたときとほぼ同じスピード感で購買・調達業務を行うことができます。
また購買部門のユーザーは、依頼受付や、物品の選定、発注処理といった作業を行う時間を削減できます。
企業にとってのメリット
- Amazonビジネスからの購買実績を、他のサプライヤーからの購買実績と合わせて確認したり、会計システムに連携したりできます。また、楽々ProcurementIIが提供する豊富な購買実績レポート機能を利用して分析することも可能です。
- Amazonビジネスからの購買前に、他の購買品と同様に本格的なワークフロー(電子承認)を行うことができ、内部統制の強化や、不要な物品を買いすぎてしまうことを抑制できます。
ワークフロー(電子承認)では、金額に応じて上位者に承認ワークフローを回すことができるため、物品に応じて最適な統制ができます。 - 購買申請の際に、購買品ごとに勘定科目や費用負担部門を設定できるため、管理項目と購買実績をセットで管理できるようになります。
楽々ProcurementIIは引き続き、プロの購買担当者に選ばれる購買管理システムとして、広く購買管理業務をサポートしてまいります。
【補足資料】
楽々ProcurementIIの動作環境
サーバOS | :Windows / Linux |
アプリケーションサーバ | :Tomcat |
データベース | :Oracle / PostgreSQL |
クライアント | :Internet Explorer / Firefox / Microsoft Edge / Google Chrome |
楽々ProcurementIIのWebサイト
登録商標について
- 楽々Procurementは、住友電気工業株式会社の登録商標です。
- Amazon、アマゾン、Amazonビジネス、Amazon.co.jp、およびそれらのロゴはAmazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
- Windows、Internet Explorer、Microsoft、Microsoft Edgeは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- Linuxは、Linus Torvalds氏の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- Oracleは、米国Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- Firefoxは、米国Mozilla Foundationの米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- Google、Google Chromeは米国Google Inc.の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- その他、本書に記載されている会社名・製品名等は、各社の商標または登録商標です。
会社情報
住友電工情報システム株式会社の概要
設立 | 1998年10月1日 |
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資本金 | 4.8億円 |
従業員数 | 540名 |
代表者 | 代表取締役社長 奈良橋 三郎 |
本社所在地 | 大阪市淀川区宮原3-4-30 (ニッセイ新大阪ビル) |
事業内容 | 各種業務用ソフトウェアの開発・販売・保守、 パッケージソフトの開発・販売・保守他 |
お問い合わせ
<製品に関するお問い合わせ先>
住友電工情報システム株式会社 ビジネスソリューション事業本部 | |
システム営業部 | TEL: 03-6406-2840 |
西日本システム営業部 | TEL: 06-6394-6731 |
Email: rakrak@sei-info.co.jp |
<本件に関するお問い合わせ先>
住友電工情報システム株式会社 | |
ビジネスソリューション事業本部 マーケティング室 | |
TEL: 06-6394-6754 | FAX: 06-6394-6759 |
Email: mkt@sei-info.co.jp | https://www.sei-info.co.jp |