ニュースリリース
ローコード開発プラットフォーム
「楽々Framework3 Ver.2.9」の最新版を販売開始
~スマートフォンアプリ開発・Microsoft 365との連携に対応、
組織・権限管理ライセンスを提供開始~
2021年4月08日
住友電工情報システム株式会社
住友電工情報システム株式会社は、スマートフォンアプリの開発やMicrosoft 365とのシームレスな連携を実現した、Webアプリケーション開発のためのローコード開発プラットフォームの最新バージョン「楽々Framework3(らくらくフレームワークスリー)Ver.2.9」を4月より販売開始しました。
楽々Framework3(以下、楽々FW3)は、部品組み立て型の純国産Webアプリケーション開発ツールです。業務にそのまま使用できる豊富な部品群を持ち、ビジュアル・プログラミングにより、ノンプログラミングで部品を組み合わせることで、Webアプリを開発できるローコード開発プラットフォームです。さらに楽々FW3をアジャイル開発手法に適用することで、超高速アジャイル開発を実現することができ、誰でも簡単に保守性の高いWebアプリケーションを開発、運用することが可能になります。
今回のバージョンアップでは、スマートフォンアプリ(以下、スマホアプリ)の開発に対応しました。Webアプリケーション開発と同様にノンコーディングでAndroidとiOSのスマホアプリを開発することができるようになりました。
また、Microsoft 365とのデータ連携を実現し、楽々FW3で開発したWebアプリケーションからMicrosoft 365へのメッセージ送信やファイルの送受信、カレンダー登録を行うことができるようになりました。
さらに、楽々FW3を導入した多くのお客様からご要望いただいた、楽々FW3でグループやユーザーを管理する「組織・権限管理ライセンス」の提供を開始します。
1.バージョンアップの詳細
1.スマホアプリ開発に対応
- (1)スマホアプリもノンコーディングで作成可能に
- 楽々FW3を使ってAndroidとiOSに対応したスマホアプリもノンコーディングで作成できるようになりました。スマートフォンのブラウザで操作するWebアプリケーションに比べて、スマホアプリは滑らかな操作感を提供するなど、使い勝手が格段に向上します。
- (2)スマホアプリ向けに地図上に表示する地図連携機能(パターン)を追加
- 例えば営業での外出時に、訪問先企業を楽々FW3のデータベースから検索して地図上に表示し、周囲の取引先も地図上で確認できるようになります。
※ 作成したスマホアプリはお客様自身で配布することができます。
2.Microsoft 365(旧Office 365)とのシームレスなデータ連携を実現※1
- (1)楽々FW3からMicrosoft 365へのデータ送受信機能を追加
- 例えば、下記の様な動作をノンコーディングで、画面上の設定のみで実現可能です。
-
- 楽々FW3で生成したPDFファイルをOneDriveやSharePointに保存する。
- 楽々FW3に日付に関するデータを登録すると、Microsoft 365上のカレンダーに転記する。
- 楽々FW3からMicrosoft Teamsにチャットメッセージを送信する。
- (2)より複雑な処理でも連携可能に
- Microsoft 365を楽々FW3のプラグインから操作できる仕組みも提供しており、より複雑な処理
でも連携することができるようになりました※1。
テレワークで重要な情報共有やコミュニケーションが簡単に行えるようになり、ニューノーマル時代に向
けた新たなシステム開発を提案・実現することが可能です。
※1 Microsoft Graph API 経由で操作できるMicrosoft 365のリソースが対象です。
3.「組織・権限管理ライセンス」を提供(オプション)
楽々FW3上で、従来のグループやユーザーの管理レベルを引き上げて人事・組織情報を管理し、メニューやプログラムのアクセス権限などに利用できる組織・権限管理ライセンスをオプションにて提供します。
なお、登録したグループやユーザーは以下のようなシーンでご利用できます。
- ① グループやユーザーのマスター情報を利用する
- グループやユーザーの情報を参照する項目型を追加しました。
例えば、「担当者」のユーザーの項目型を配置すれば、データ更新時に「担当者」のメールアドレスにメール通知する、という使い方ができます(近日公開予定)。 - ② グループやユーザーに対して、メニュー表示権限やプログラム実行権限を設定する
- 画面から簡単に、グループやユーザーに対してメニュー表示やプログラム実行に関する権限を付与することが可能です。
これまでは、グループやユーザーに対して権限を設定するには、サンプルで提供しているアプリケーションライブラリをカスタマイズして利用するか、プラグインによる独自実装が必要でしたが、本格的な人事・組織管理、さらに権限管理まで、ノンプログラミング設定のみで実現できるようになり、さらなるシステム開発の短期間化・省力化ができるようになります。
当社は今後も、開発者のニーズにきめ細かく対応した機能を搭載したWebアプリケーション開発のためのローコード開発ツール「楽々Framework3」を開発・販売していきます。
2.ウェビナー、展示会情報
1.「楽々Framework3」ウェビナーのご案内
ローコードプラットフォーム「楽々Framework3」を導入いただいている企業様の活用事例を紹介するウェビナー「事例に学ぶ! ローコードプラットフォーム活用の勘所」を定期的に開催しています。
お客様の課題にフォーカスした内容になっており、明日からでも実践いただけるヒント満載です!!
詳細はWebページよりご確認ください。
https://www.sei-info.co.jp/event/workshop_fw_webinar2.html
2.Japan IT Week(春)第12回 クラウド業務改革 EXPO に出展
下記の弊社ブースにて「楽々Framework3 Ver.2.9」を出展します。
また、技術メンバーとのオンラインデモも準備しております。
新型コロナウイルス感染症対策も行っています。会場へお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
第12回 クラウド業務改革 EXPO
2021年4月26日(月)~28日(水) 東京ビッグサイト 西展示棟 小間番号:10-29
https://www.japan-it-spring.jp/ja-jp/lp/about_jp.html
楽々Framework3について
■ 楽々Framework3のコンセプト
- 1. 素早く組み立て自由にカスタマイズ
- 2. データモデルから自動生成
- 3. 保守とドキュメンテーションの標準化
■ 楽々Framework3の導入メリット
- 1. 簡単プログラミングで品質の高い、低コストの開発を実現
- 2. 安心して長期利用することができ、保守コストを削減
- 3. 内製化体制を確立し、開発人材の成長を促進
■ 楽々Framework3の動作環境
サーバOS | : | Windows Server, Linux(RedHat Enterprise Linux, SUSE Linux Enterprise Server), Solaris, AIX, z/Linux, i5/OS |
---|---|---|
アプリケーション サーバ | : | WebSphere, Oracle WebLogic Server, Interstage, Cosminexus, WebOTX, Tomcat 等 |
データベース | : | Oracle, DB2, PostgreSQL, MySQL, SQL Server, SAP HANA 等 |
クライアント | : | Internet Explorer, Firefox, Safari, Google Chrome, Android標準ブラウザ, Mobile Safari |
■ 楽々Framework3 Webサイト
登録商標について
- 楽々Frameworkは、住友電気工業株式会社の登録商標です。
- AIX、WebSphere、DB2は、米国IBM Corporationの米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- Cosminexusは、株式会社日立製作所の登録商標です。
- Microsoft、Microsoft 365、Office 365、OneDrive、SharePoint、Microsoft Teams、Windows、Windows Server、SQL Server、Internet Explorerは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- Firefoxは、米国Mozilla Foundationの米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- Interstageは、富士通株式会社の登録商標です。
- Oracle、Oracle WebLogic Server、Solaris、MySQLは、米国Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- Linuxは、Linus Torvalds氏の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- Safari、iOSは、米国Apple Inc.の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- WebOTXは、日本電気株式会社の登録商標です。
- Red Hatは、米国Red Hat, Inc.の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- Google、Google Chrome、Chrome、Androidは、米国Google Inc.の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- SUSEは、米国SUSE LLCの米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- SAP HANAはドイツSAP SEのドイツ及びその他の国における商標または登録商標です。
- その他、本書に記載されている会社名・製品名等は、各社の商標または登録商標です。
会社情報
住友電工情報システム株式会社の概要
設立 | 1998年10月1日 |
---|---|
資本金 | 4.8億円 |
従業員数 | 540人 |
代表者 | 代表取締役社長 奈良橋 三郎 |
本社所在地 | 大阪市淀川区宮原3-4-30(ニッセイ新大阪ビル) |
事業内容 | 各種業務用ソフトウエアの開発・販売・保守、 パッケージソフトの開発・販売・保守 他 |
お問い合わせ
<製品に関するお問い合わせ先>
住友電工情報システム株式会社 ビジネスソリューション事業本部 | |
システム営業部 | TEL: 03-6406-2840 |
西日本システム営業部 | TEL: 06-6394-6731 |
Email: rakrak@sei-info.co.jp |
<本件に関するお問い合わせ先>
住友電工情報システム株式会社 ビジネスソリューション事業本部 | |
マーケティング室 | TEL: 06-6394-6754 |
Email: mkt@sei-info.co.jp |