大手建設業C社
全社管理PCを対象としたエンドポイントセキュリティ強化プロジェクト
顧客ビジネス概要&課題
大手ゼネコンでは従来、I社製資産管理ツールを導入、運用していたがエンドポイントセキュリティは手付かずの状態であった。USBメモリなどの社給デバイスのみ利用可能なルールを設けていたが、利用実態が把握できず、大きな課題としていた。セキュリティ対策のみ強化したいニーズがあった。
そこで、MCoreの利用申請機能や書き込み制限時も削除はできる機能(※)が運用にマッチしたことを理由にMCoreを採用いただき、デバイスの利用制限とその操作ログの収集の運用を開始した。
その後、C社で採用中のワークフローとの連携を実現するとともに、社内端末から収集する操作ログの種類を大幅に拡張し、ログ管理サーバを5台へ増設した。現在は既存資産管理ツールの巻き取りも検討されている。
顧客のチャレンジ
- エンドポイントセキュリティ(デバイス利用制限と操作ログ収集)の強化
- 情報漏えい対策の強化、内部不正に対する抑止力の向上
- グループ会社の統合管理とグループ各社個別のポリシー運用
- 社内標準ワークフローシステムとの連携による運用性の向上
システム構成
- MCore V5:E-X
- 導入エージェント数:2万4千台(2021年8月現在)
- 使用機能:デバイス管理、操作ログ管理、BitLocker管理、MDM
- サーバ数:IT資産管理サーバ1台、ログ管理サーバ1台→5台
ビジネスベネフィット(失敗しないIT資産管理)
- 大規模環境下のPCを少ないサーバで一元管理
- IT資産管理とセキュリティ対策を1つのシステムで実現
- センター集中のトップダウン管理と部門毎の分散管理の両方を実現
- 柔軟なポリシー設定により多様な環境・運用ルールに適用可能
- デバイス制御とBitLocker管理による社外持出PCのセキュリティ強化
- PC操作ログの大規模管理と高速検索によるスムーズな監査を実現