大手物流業B社
資産管理・パッチ配信管理システムのIaaS移行プロジェクト
顧客ビジネス概要&課題
大手物流会社では従来、他社のIT資産管理ツールをオンプレミス環境で全国規模で使用、運用していた。
ソフトウェアの配信やパッチの配信のためにサーバを100台近く必要とする構成で、運用は煩雑になりがちで、サーバのメンテナンスコストなどの運用コストも嵩み、また、ネットワーク負荷のトラブルも多く、大きな課題であった。
そこで、MCoreを導入し、10年以上大きなトラブルも無く1サーバで安定稼動させることに成功している。さらにデバイス管理を追加し、情報漏えい対策を強化。また、環境をAWSへ移設し、安定して運用されている。今後、操作ログ管理を追加するべく、検討いただいている。
顧客のチャレンジ
- 管理サーバ資産の削減、トータルコストの削減
- 資産管理とパッチ配信の安定運用、ネットワーク負荷の軽減
- 情報漏えい対策の強化、内部不正に対する抑止力の向上
- 勤務状況、業務遂行実態の把握
システム構成
- MCore V7:A-X
- 導入エージェント数:3万6千台(2021年6月現在)
- 使用機能:IT資産管理、デバイス管理、BitLocker管理、パッチ管理、レポート機能、リモートデスクトップ
- サーバ数:IT資産管理サーバ1台
ビジネスベネフィット
- 大規模環境下のPCを1台のクラウドサーバで一元管理
- IT資産管理とセキュリティ対策を1つのシステムで実現
- センター集中のトップダウン管理と部門毎の分散管理の両方を実現
- P2P配信によりネットワーク負荷を抑えたパッチ配信&適用を実現
- デバイス制御とBitLocker管理による社外持出PCのセキュリティ強化
- PC稼動レポートとアプリ利用レポートによる業務遂行実態の見える化