生成AIと文書管理システムが連携!
社内情報をもとに高精度な対話を実現

~楽々Document Plusが新機能を25年2月にリリース予定~

ニュース

2025年1月15日

住友電工情報システム株式会社は、文書管理・情報共有システム「楽々Document Plus(らくらくドキュメント プラス)」の生成AI*1連携オプションを2月28日より販売開始します。ChatGPTをはじめとした生成AIは、単なる対話に留まらず、柔軟性や創造性を活かし幅広い用途で活用されています。文書管理システムと連携することで、保管された文書にもとづいた自然な言語での質問・回答が可能になります。最新版の文書から閲覧権限を考慮して回答するため、高精度で、安全に、最新の情報が得られます。これによりデータ活用の促進が図れるだけでなく、必要な情報がダイレクトに得られるので業務の効率化・省力化も期待できます。

生成AIは、大規模言語モデルや機械学習技術などの技術を使って、文章やコンテンツを生成するAIの一種です。対話においては、人間からの質問を柔軟に理解し、適切な回答を生成できます。昨今は個人利用だけでなく、ビジネスや行政など幅広い分野での活用が進んでいます。
その一方で、ビジネス利用においては課題があります。たとえば、ChatGPTなどの生成AIは、社内の情報についてやり取りができません。それは、ChatGPTがインターネット上に公開されている情報を学習し、その知識をもとに回答しているためです。こうした課題を解決するために、RAG*2という技術が注目されています。RAGを用いることにより、社内情報を検索し、必要な情報だけを抽出して生成AIに連携し、その情報をもとに回答を生成することが可能になります。

楽々Document Plusは、契約書管理や電帳法対応、図面やISO文書管理などさまざまな用途で活用できる汎用的な文書管理システムです。版管理はもちろん、承認ワークフロー、細やかな権限制御などの機能に加えて、RAGに不可欠な全文検索の機能を備えています。

楽々Document Plusの生成AI連携オプションは、RAGを応用し、楽々Document Plusに登録された文書から、ユーザが必要とする情報を適切に回答する質問応答機能を提供します。
たとえば、社内規程や業務マニュアルをもとに「海外出張の旅費について教えて」や「申請の手順を教えて」といった自然な言語での質問に、的確な回答を得ることが可能です。生成AIからの回答に対して「もう少し簡潔にまとめて」や「箇条書きにして」などの追加の質問もでき、対話によってユーザが知りたい情報を知りたい形で得られます。
また、楽々Document Plusでは常に最新かつ正式版の文書のみが公開され、ユーザの閲覧権限も考慮されます。その中から抽出した情報が生成AIに連携されるので、セキュリティを確保しつつ、最新で精度の高い回答が得られます。

さらに、従来のキーワードによる検索では、検索結果に多くの情報が並ぶと、その中から自分が探している情報を選ぶ作業に時間がかかりますが、楽々Document Plusと生成AIの連携により、欲しい情報がダイレクトに得られるので、データ活用の促進だけでなく業務の効率化・省力化も期待できます。

なお、書類から属性項目を自動で抽出する機能など、さらなる生成AIとの連携を予定しています。

当社は、今後もますます需要が見込まれる文書管理システムおよび社内情報共有システムの市場において、時代のニーズを先取りした製品開発に取り組んでまいります。

*1:楽々Document Plusの生成AI連携オプションでは、OpenAI社のChatGPTとMicrosoft社のAzure OpenAI Serviceの両方に対応しています。Azure OpenAI Serviceの利用により、高度なセキュリティ環境で対話型生成AIを活用できます。なお、将来的にはGemini(Google社)やClaude(Anthropic社)などの生成AIモデルとも連携予定です。

*2:RAG(Retrieval-Augmented Generation、検索拡張生成)は、外部の情報源を検索して必要箇所を抽出し、その内容にもとづいて大規模言語モデル(LLM)に回答を生成させる技術です。

無料ウェビナー(Webセミナー)のご案内

電子契約サービスと連携した契約書管理やISO文書に対応した文書管理の方法など、楽々Document Plusの活用方法をウェビナー形式でご紹介しています。

【ウェビナーのテーマ例】

  • 書類のペーパーレス化による業務効率化
  • ペーパーレスで契約書の管理業務を効率化
  • JIIMA認証取得! 電子帳簿保存法に対応した文書管理
  • 製造業DXをサポート! ISO文書管理の効率化
  • ITの専門知識は不要! クラウド型の文書管理を徹底解説

【申込方法】下記ページより、お申し込みください。
https://www.sei-info.co.jp/document-plus/event/webinar-dp/

資料のご案内

楽々Document Plusの最新カタログや事例、課題にあわせたお役立ち資料をお配りしています。下記のページよりダウンロードしてご覧いただけます。
https://www.sei-info.co.jp/document-plus/download/

展示会出展ブースのご案内

下記展示会の当社ブースにて、最新機能をご紹介します。会場へお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

【補足資料】

楽々Document Plusシリーズの特長

特長1:幅広い管理業務・ドキュメントに対応可能
契約書管理やISO文書管理など幅広い業務に対応。紙文書やフォーマットの違うドキュメントもまとめて管理できます。
特長2:純国産で高速・高精度なエンタープライズサーチ製品搭載
当社エンタープライズサーチ製品を標準搭載。高速・高精度な検索機能で欲しい情報がすぐに手に入ります。
特長3:充実のサポート体制とUI/UX改善をはじめとした継続的な製品改善
サポートサイトを設置し、お客さまの問い合わせに迅速に対応。顧客アンケートをもとに、UI/UXなど製品改善も行っています。
特長4:組織体制・規模に合わせて選べる導入形態
導入形態はクラウド・オンプレミスから選択可能。組織の規模や環境、利用人数などを踏まえて最適な導入が可能です。

楽々Document Plusの価格

<オンプレミス版>
パッケージライセンス価格:150万円(税抜)~となります。
<クラウド版>
ユーザ数課金(100ユーザ~)での提供で、[100ユーザ料金:9万円(税抜)/月]となります。
※価格についての詳細は、別途お問い合わせください。

楽々Document PlusのWebサイト

その他の詳細情報については下記のURLよりご確認ください。
https://www.sei-info.co.jp/document-plus/

楽々Document Plus CloudのWebサイト

https://www.sei-info.co.jp/document-plus/document-plus-cloud/

登録商標について

  • 楽々Documentは、住友電気工業株式会社の登録商標です。
  • ChatGPTは、OpenAI, Inc.またはその子会社の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • Azureは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • Claudeは、Anthropic PBCの登録商標です。
  • その他、記載されている会社名・製品名などは、各社の商標または登録商標です。

会社情報

住友電工情報システム株式会社の概要

  • 設立
    1998年10月1日
  • 資本金
    4.8億円
  • 従業員数
    600名
  • 代表者
    代表取締役社長 奈良橋 三郎
  • 本社所在地
    大阪市淀川区宮原3-4-30(ニッセイ新大阪ビル)
  • 事業内容
    各種業務用ソフトウェアの開発・販売・保守、
    パッケージソフトの開発・販売・保守・クラウドサービスの提供

<製品に関するお問い合わせ先>

住友電工情報システム株式会社
ビジネスソリューション事業本部

東京  TEL: 03-6406-2840
名古屋 TEL: 052-533-8704
大阪  TEL: 06-6394-6731
福岡  TEL: 092-284-0232
Email:rakrak@sei-info.co.jp

<本件に関するお問い合わせ先>

住友電工情報システム株式会社
ビジネスソリューション事業本部 マーケティング室

TEL: 06-6394-6754
FAX: 06-6394-6759
Email:mkt@sei-info.co.jp

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