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差戻しを可能にするOption

承認決裁 アクティビティでは、承認/否認/差戻しができます。
しかし、標準アクティビティでは、承認/否認はできますが、差戻しはできません。

標準アクティビティをコピーして、差戻しができるよう設定を変更します。

例では、決裁 アクティビティを差戻し可能に設定しています。
決裁の承認画面で「差戻」を選択し、参照ボタンから差戻先を選択します。

差戻しの実績が登録され、差戻先に差戻されます。

差戻し可能な経路を作成する

アクティビティをコピーして、設定を変更します。
コピーしたアクティビティを経路に配置します。

設定方法

差戻し可否 は、承認決裁 アクティビティに設定できます。
決裁 アクティビティを例に説明します。

  1. アクティビティタイプ一覧画面で、決裁をクリックします。

    決裁 アクティビティの設定画面が表示されます。

  2. コピーをクリックします。

    アクティビティの設定を変更するには、標準アクティビティをコピーします。もしくは、作成済のアクティビティをコピーします。

  3. コピーした 決裁 アクティビティを差戻しできるようにします。

    差戻し可否 を「」に変更します。

    使用可否 アクティビティの使用可否を設定します。「可」「マスター経路のみ可」にしないと、アクティビティを経路に使えません。
    アクティビティ名称 アクティビティに名前を付けます。分かりやすい名前を付けることをお勧めします。
    例 決裁(差戻し可)
    アクティビティタイプコード アクティビティを識別するためのコードです。
    同じコードは付けられません。
    差戻し可否 「可」にします。「可」にすると、差戻しができます。
    差戻し先候補 差戻し先に選択できる、もしくは選択できないアクティビティを設定します。アクティビティタイプコードを記述します。

    差戻し先候補の設定

    標準では、全ての承認済の承認者(実行済のアクティビティの担当者)に差戻しができます。差戻し先を制限して、特定のアクティビティへのみ差戻しできるようにするには、差戻し先候補 を設定します。
    差戻し先候補には、アクティビティタイプコードを記述します。複数のアクティビティを指定する場合は、カンマ区切りでアクティビティタイプコードを記述します。

    差戻し先に選択できるアクティビティを指定する

    差戻し先に選択できるアクティビティのアクティビティタイプコードをカンマ区切りで記述します。
    例では、承認(アクティビティタイプコード:INSPECTION)、承認2(アクティビティタイプコード:INSPECTION2)へのみ、差戻しできるようにします。

    差戻し先候補
    差戻し先に選択できないアクティビティを指定する

    アクティビティタイプコードの前に「!」を付けると、そのアクティビティを差戻し先候補から除外します。
    例では、承認(アクティビティタイプコード:INSPECTION)に差戻しできないようにします。

    差戻し先候補

    申請者には差戻すことができません。差戻し先候補 に「START」(開始 のアクティビティタイプコード)を記述しても、アクション選択ウインドウで「開始」(申請者)を選択できません。

  4. 登録ボタンをクリックします。

    作成したアクティビティがアクティビティタイプ一覧に表示されます。

  5. 差戻し可能なアクティビティを経路に配置します。

    決裁者(決裁 アクティビティ)から承認者(承認 アクティビティ)、申請者(開始 アクティビティ)に差戻しできます。

    経路の作成方法は、マスター経路の作成をご参照ください。

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