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多数決(合議条件)Option

並列経路の終点を示す 結合 アクティビティに条件を設定することで、多数決承認ができます。
結合 アクティビティの初期設定は、「全員実行」です。全員が承認すると、並列経路が完了し、次のアクティビティに進みます。
承認者のうち何人の承認を必要とするかは、結合 アクティビティの 合議条件 で設定します。承認者の人数や割合を指定します。

合議条件
合議条件

合議条件の成立

並列経路内の承認されたルートの数が 合議条件 で指定した数を超えると、並列経路が完了し、次のアクティビティに進みます。
この時、未実行のアクティビティが自動承認されます。未実行のアクティビティの担当者は操作ができず、自動承認された旨を伝える通知メールが送信されます。
以下の例では、並列経路内に 6 つのルートがあり、合議条件 に「過半数」を設定されています。4 つ目のルートが承認されると、合議条件が成立します。

合議条件を設定する

合議条件 は、結合 アクティビティに設定します。
結合 アクティビティをコピーして、設定を変更します。

設定方法

  1. アクティビティタイプ一覧画面で、結合 をクリックします。

    結合 アクティビティの設定画面が表示されます。

  2. コピーをクリックします。

    アクティビティタイプ一覧

    アクティビティの設定を変更するには、標準アクティビティをコピーします。もしくは、作成済のアクティビティをコピーします。

  3. コピーした 結合 アクティビティに合議条件を設定します。
    例では、誰か 1 人承認すると並列経路が完了するよう、合議条件を設定します。

    結合アクティビティ
    使用可否 アクティビティの使用可否を設定します。「可」「マスター経路のみ可」にしないと、アクティビティを経路に使えません。
    アクティビティ名称 アクティビティに名前を付けます。分かりやすい名前を付けることをお勧めします。
    例 結合(誰か1人承認)
    アクティビティタイプコード アクティビティを識別するためのコードです。
    同じコードは付けられません。
    合議条件 合議条件区分で「%」「人」を選択した際に、条件値を記入します。たとえば、「80」% や「3」人などです。
    合議条件区分 承認者のうち何人が承認すると完了するかを指定します。
    「全員実行」「過半数」「%」「人」から選択します。
    自動承認時コメント 合議条件が成立した際に未承認のアクティビティは自動承認されます。自動承認されるアクティビティの承認コメントに設定する内容を記述します。
    設定は任意です。

    合議条件

    合議条件が成立すると、並列経路が完了し、次のアクティビティに進みます。
    デフォルトは「全員実行」です。

    全員実行

    全員が承認する。
    すなわち、「並列経路内の全てのルートが完了する」ことです。

    過半数

    承認者が半数を超える。
    すなわち、「並列経路内の完了したルートの数が半数を超える」ことです。

    %

    承認者が指定の割合を超える。
    すなわち、「並列経路内の完了したルートの数が指定した割合を超える」ことです。

    承認者が指定の人数を超える。
    すなわち、「並列経路内の完了したルートの数が指定した数を超える」ことです。

    「自動承認」操作の設定

    合議条件が成立すると、未承認のアクティビティは自動承認されます。
    自動承認されたアクティビティは、ワークフロー予定・実績欄の操作に「自動承認」と表示されます。アクティビティの担当者に、自動承認された旨を伝える通知メールが送信されます。

    操作名称 合議条件が成立し自動承認されたことを示す操作です。
    自動承認されたアクティビティのワークフロー予定・実績欄の操作に表示されます。
    メール(タイトル) 自動承認されたアクティビティの担当者に通知されるメールのタイトルです。
    メール(本文) 自動承認されたアクティビティの担当者に通知されるメールの本文です。

    メールについては、通知メール(タイトル・本文の変更、送信可否) > 通知メール をご参照ください。

  4. 登録ボタンをクリックします。

    作成したアクティビティがアクティビティタイプ一覧に表示されます。

  5. 結合 アクティビティを経路に配置します。

    結合アクティビティの操作

    並列経路の作成方法は、並列経路をご参照ください。

注意点

合議条件は、アクティビティの数ではなく並列経路のルートの数で判定します。

  1. 全員実行」が成立する条件は、全てのアクティビティの担当者が承認することではなく、全てのルートが完了することです。
    過半数」「%」「」も同様に、完了したルートの数で判定します。
  2. 担当者にグループを指定した場合も、ルートの数で判定します。
    グループ全員が実行するアクティビティであっても、その担当者の数は条件判定に影響しません。他のアクティビティと同様に、ルート内の 1 つのアクティビティとして扱われ、完了したルートの数で判定します。