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内部統制機能を強化したワークフローシステム「楽々WorkflowII Ver.3.2」の販売を開始
~日本版SOX法に役立つ履歴(アクセスログ)管理機能を追加~ |
2007年5月14日
住友電工情報システム株式会社 |
住友電工情報システム株式会社は、ワークフローの履歴(アクセスログ)管理 機能をさらに強化したワークフローシステム「楽々WorkflowII Ver.3.2」を開発し、6月1日より販売を開始します。 |
2006年6月に金融商品取引法(日本版SOX法)が成立し、2008年度より実施されます。 このような中、企業における内部統制の整備は緊急の課題であり、情報管理が
これまで以上に重要視されています。特にワークフローシステムにおいては、 業務プロセスの可視化や透明性の確保、経営判断に関わる情報の可視化といった機能が求められています。
「楽々WorkflowII」は、2005年3月の販売開始以来、本格的なワークフローシステムの短期構築・簡単運用が可能なことから、これまで中堅企業から大企業まで幅広く導入、活用されてきました。「楽々WorkflowII」は、簡単な申請
業務のワークフローであればノンプログラミングでシステムを構築することが可能で、住友電気工業株式会社が開発したJava*1開発環境「楽々FrameworkII」
と併用すれば、基幹業務のワークフローシステムも簡単に構築することができます。
また、本格的なユーザ・組織管理機能を備えているので、大規模な組織でも承認経路等の設定を簡単に行うことができ、今まで煩雑な設定変更が必要であった人事異動にも容易に対応できます。さらに、Excel帳票機能や業務テンプレートを備えているので、ワークフロー申請業務の軽減も可能です。
今回販売を開始する「楽々WorkflowIIVer.3.2」は、内部統制を考慮し、 ワークフローの履歴情報を可視化できるようにしたもので、特長は次のとおりです。
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- ワークフローの履歴を完全に管理
文書途中変更や、ワークフロー経路の登録履歴、変更履歴を取得できます。 これにより、文書やワークフロー経路の正当性・非改ざんを把握することができます。
- 詳細な変更履歴をモニタリング
いつ・誰が・何をしたか、という詳細なデータまで蓄積し、必要に応じて 抽出することができます。抽出したデータはCSVファイルに出力し、プロセスログを分析することもできます。
- 既存のお客様にも簡単に導入可能
旧バージョンを導入のお客様は、バージョンアップをして頂くだけで、 新しい履歴管理機能を利用して頂けます。履歴管理機能追加のために特別なモジュールは必要ありません。
(過去の文書・経路に対する履歴は自動作成しません。)
- データベースソフトSQL Serverに対応
使用するデータベースソフトとして従来のDB2、ORACLEに加えて、SQL Serverにも対応しました。既にSQL Serverをお使いの企業でも導入していただけやすくなりました。
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なお、当社は、5月16日から東京ビッグサイトで開催されるソフトウェア開発環境展に「楽々WorkflowII Ver.3.2」を出展し、日本版SOX法に備えて 内部統制を整備する企業各社に訴求していきます。
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以 上 |
*1 |
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Java:米サン・マイクロシステムズが開発したオブジェクト指向のプログラミング言語。 |
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楽々WorkflowIIの動作環境
サーバOS |
Linux/UNIX/Windows |
アプリケーションサーバ |
WebSphere/Tomcat/Oracle Application Server/Interstage/WebLogicX |
データベース |
DB2/ORACLE/SQL Server |
クライアント |
Internet Explorer/Netscape Navigator/Firefox |
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