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多言語対応のワークフローシステム「楽々WorkflowII Ver.3」を発売
~複数の海外拠点を持つグローバル企業にも対応~ |
2006年6月22日
住友電工情報システム株式会社 |
住友電工情報システム株式会社(以下、住友電工情報システム)は、多言語に対応したワークフローシステム「楽々WorkflowⅡVer.3」を開発し、7月31日より出荷を開始します。 |
本年6月に金融商品取引法(日本版SOX法)が可決成立し、企業における内部統制の整備が緊急の課題となる中、ワークフローシステム構築の需要性はますます高まっています。
昨年3月に販売を開始したワークフローシステム「楽々WorkflowⅡ」は、本格的なワークフローシステムの早期構築・簡単運用が可能であることから、中堅企業から大企業まで幅広く導入、活用されています。「楽々WorkflowⅡ」は、簡単な申請業務のワークフローであればノンプログラミングでシステムの構築が可能で、また、本格的なユーザ・組織管理機能を備えていますので、大規模な組織でも承認経路等の設定を簡単に行うことができ、従来は煩雑な設定変更が必要であった人事異動にも容易に対応できます。さらに住友電気工業株式会社が開発したJava(*1)開発環境「楽々FrameworkⅡ」と併用することにより、基幹業務のワークフローシステムも簡単に構築できます。
しかし、企業活動のグローバル化が急速に進む中、日本語対応のみのワークフローシステムでは顧客ニーズに対応しきれないケースも出始めていました。
今回販売を開始する「楽々WorkflowⅡVer.3」は、企業の複数の海外拠点をまたがる承認申請がスムーズに行え、スピーディーな決裁を可能とした製品で、特長は次のとおりです。
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- 多言語対応機能を追加
利用者ごとに母国語として使用する言語を事前に登録しておくことにより、ログイン時の画面を各利用者の母国語で自動表示させることができます。
標準で使用できる言語は、日本語、英語、中国語 の3か国語で、「楽々WorkflowⅡ」のシステムが出力するメッセージやタイトル、ボタンの表示(3000 種類)も使用したい言語にいつでも切り替えることができます。
また、申請情報の登録時にプルダウンやチェックボックスで選択する項目名も、前もって各言語で登録しておくことにより、各利用者の母国語で表示させることができます。
- システム投資の抑制が可能
一つのワークフローシステムを複数の海外拠点で共有しながら個別に運用することも可能なので、システム投資を抑制することができます。
- ORACLEに対応
データベースとして従来のDB2に加えてORACLEにも対応しましたので、導入企業のシステム環境に合わせた、より柔軟な構成が可能となります。
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住友電工情報システムは、世界規模での基幹業務のワークフローシステムを簡単に構築できる「楽々WorkflowⅡVer.3」を、今後グローバル企業各社に積極的に提案していきます。
なお「楽々WorkflowⅡVer.3」の1CPUあたりのパッケージライセンス価格は、Linux版及びWindows版が250万円、UNIX版が350万円で、「楽々FrameworkⅡ」購入済みまたは同時購入の場合はLinux版及びWindows版が125~175万円、UNIX版が175~245万円です。対応言語については、英語・中国語は標準機能ですが、その他の言語については別途オプションとなります。
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以 上 |
*1 |
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Java:米サン・マイクロシステムズが開発したオブジェクト指向のプログラミング言語。
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[補足資料]
楽々WorkflowIIの動作環境
サーバOS |
Linux/UNIX/Windows |
アプリケーションサーバ |
WebSphere/Tomcat |
データベース |
DB2/ORACLE |
クライアント |
Internet Explorer /Netscape Navigator |
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