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Web購買システムの廉価版パック「楽々ProcurementII ライトパック」を発売
~システム一式で2,000万円を切る本格的購買システムを実現~ |
2006年7月13日
住友電工情報システム株式会社 |
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昨年4月に販売を開始したWeb購買システム「楽々ProcurementII」は、多様な購買品目、発注形態に対応した豊富な業務機能、短期間で構築可能なシステムの柔軟性などが評価され、大企業を中心に導入が進んでおり、今年度中に約10社で稼動開始する予定です。
「楽々ProcurementII」は、パラメタ設定による業務オプションによって各企業の実情にあわせた設定にアレンジすることが容易なことから、追加のカスタマイズ開発を抑制できるという特長があり、発注件数や特殊業務が少ない大多数の中堅企業にとってはカスタマイズ開発なしでそのまま運用することが可能です。しかし「楽々ProcurementII」は複雑で大規模な購買システムへの適用を想定しているため、パッケージソフト本体のライセンス価格1,200万円に加えて、ハードウェアの冗長構成、長期にわたる導入支援サービスなどを組み合わせる必要があり、初期導入費用一式は通常4,000万円を超える構成となっています。そのため、中堅企業からは、初期導入費用を大幅に抑制した購買システムの開発が強く求められていました。
今回販売を開始する「楽々ProcurementII ライトパック」は、「楽々ProcurementII」の豊富な業務機能はそのままに、小規模で標準的な購買業務を前提にハードウェア、ソフトウェア、導入支援サービスなど全般の構成を限定してパッケージングし、初期導入費用一式で従来の半額以下となる2,000万円を切る廉価版の構成としたものです。「楽々ProcurementII
ライトパック」の主な構成は以下のとおりです。
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- 楽々ProcurementII本体
パッケージソフトウェアとしての業務機能は「楽々ProcurementII」と同一です。
- ハードウェア
ハードウェアはアプリケーションサーバ、データベースサーバ、帳票サーバを兼ねるサーバが1台と、インターネットに接続するためのHTTPサーバが1台の、計2台構成です。これは発注件数が月間3,000件以下、登録ユーザ数300人以下、同時ログインユーザ数30人以下を前提とした構成です。なお取引先に対してFAXで注文書等を送付する必要がある場合は、別途FAXサーバを追加すれば対応できます。
- 基本ソフトウェア
オペレーティングシステムはLinux、データベースはDB2、ウェブアプリケーションサーバはWebSphereを使用します。このほか、Windows Server 2003、Oracle、Tomcatの構成もご提供可能です。
- インストール作業
お客さまの環境でハード組立、基本ソフトウェアおよび楽々ProcurementII本体のインストール、環境設定、動作確認を行います。
- 導入支援サービス
ハードウェア・ソフトウェアのインストールと動作確認、機能や運用に関する計4日間の説明会開催、本番稼動切替作業のご支援を行ないます。また本番稼動前に2か月以内の試用を行なっていただくことが可能です。この間、お客様に出向いてのオンサイトサポート2回のほか、電話や電子メールでのサポートをご提供します。
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今後、住友電工情報システムでは、コスト・パフォーマンスの高い「楽々ProcurementII ライトパック」を、中堅企業を中心に積極的に提案していきます。
なお「楽々ProcurementII ライトパック」の価格は一式1,984万円で、その内訳は楽々ProcurementII本体(発注件数上限3,000件/月)のライセンス価格が800万円、ハードウェアおよび基本ソフトウェアが674万円、インストール作業費が250万円、導入支援サービスが260万円です。
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以 上 |
[補足資料]
楽々ProcurementII ライトパックの動作環境
サーバOS |
Linux(Windows Server 2003も選択可) |
アプリケーションサーバ |
WebSphere(Tomcatも選択可) |
データベース |
DB2(Windows Sever 2003の場合、ORACLEも選択可)
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クライアント |
Internet Explorer/Netscape Navigator |
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