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住友電工情報システムとデータ総研がWEBアプリケーション開発ソリューションで協業
~モデルベースでの要件定義結果から高品質のアプリケーションを生成する機能を実現~ |
2006年11月29日
住友電工情報システム株式会社
株式会社データ総研 |
住友電工情報システム株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:岩佐洋司、以下住友電工情報システム)と株式会社データ総研(本社:東京都中央区、代表取締役社長:黒澤基博、以下データ総研)は、モデルベースでの要件定義*1結果をそのまま利用してWEBアプリケーションを開発するためのソリューションを共同で提供することに合意しました。 |
両社は、まず、データ総研の要件定義ツール「THeRepository」(ザ・リポジトリ)に、住友電工情報システムのJava開発フレームワーク「楽々FrameworkII」との連携機能(REPO2RAK:リポ・トゥー・ラク)を追加し、「THeRepository」の要件定義結果を、直接「楽々FrameworkII」の定義ファイルとして利用可能とするソリューションを提供します。
「THeRepository」では、要件定義をモデルベースで実施するため、ユーザーからの要件を日本語で「仕様書」に定義し、設計者が「仕様書」を解釈していく従来の開発プロセスに比べ、参加者が合意しやすく、誤解や抜け・漏れを排除した品質の高い結果を得ることができます。これにより「楽々FrameworkII」のプログラムの大部分の自動生成が可能となり、従来以上に短時間で高品質なWEBアプリケーションが作成できます。
これまでのシステム開発では、要件定義はシステム仕様の概要を決める工程と捉えられていたため、決まっているはずのことが決まっていないなど後工程に入ってからの手戻りが発生することが多くありました。しかし、このソリューションを適用することで、要件定義の段階から実際に動く画面や帳票を見ながらユーザーと詳細な仕様を決めることが可能になりますので、手戻りを最小限に抑えることができます。
今後両社は、12月に開催するセミナーにおいて今回の連携機能をご紹介するとともに、今後ともマーケティング活動を協力して推進していきます。
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以 上 |
*1 |
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要件定義:開発すべきソフトウェアに求められる要求を定義する工程。 |
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本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 |
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本プレスリリースに関するお問合せ先
住友電工情報システム株式会社 マーケティング室
TEL:06-6394-6754 FAX:06-6394-6762 E-Mail: mkt@sei-info.co.jp
株式会社データ総研 営業グループ
TEL:03-5695-1651 FAX:03-5695-1656 E-Mail:crm@drinet.co.jp
[補 足]
ソリューションの概要
データ総研がモデルベースの要件定義方法論と技法(PLANシリーズノウハウパッケージ)と要件定義ツール(THeRepository)、および要件定義の進め方のコンサルティングサービスと教育を提供します。
住友電工情報システムはJava開発フレームワーク(楽々FrameworkII)とサポートサービスを提供します。
さらに、この両者を連携させるためのインターフェース機能はデータ総研が提供します。 これらを統合的に利用することで、モデルベースでの要件定義結果を直接利用した、WEB アプリケーション開発を実現します。
ソリューションを構成する製品概要
- PLANシリーズノウハウパッケージ
データ総研のモデルベースでの技法、方法論とノウハウをまとめたライセンスパッケージです。データモデルの作成技法(PLAN-DB)、業務フローの作成技法(PLAN-PROC)、コードの設計技法(PLAN-CODE)、要件定義の方法論(DOA-RAD)、コード・マスタ統合の方法論(PLAN-MASTER)、RFPの作成方法論(PLAN-RFP)、EAの方法論(PLAN-EA)などから構成されています。
- THeRepository v3.0
- 業務モデル作成機能(IPFモデラ、THモデラ)
要件定義で必要になる業務モデル(業務フローとデータモデル)の作図と詳細な定義機能を提供します。
また、作成された業務モデルを利用した論理モデル設計機能も提供します。
- 業務モデル管理機能(リポジトリ)
作成した業務モデルの定義情報をデータベースに格納し、定義情報を関係者間でWEB環境により共有することができます。共有情報を利用することで、開発中や保守作業での関連検索など影響分析に利用することができます。
また、論理モデルに基づき論理DBを設計する機能も提供します。
- 楽々FrameworkII連携機能(REPO2RAK)
THeRepositoryで定義された要件定義情報をもとに、楽々FrameworkIIへ渡す定義情報を作成します。
- 楽々FrameworkII
業務系Webシステムの開発期間とコストの大幅な削減を実現するJava開発フレームワークです。本製品は、複雑な処理を実現できる業務コンポーネントにより、ノンプログラミングで業務処理の大部分を稼動できるため、プログラム設計工数を従来の3分の1まで圧縮できます。さらに、データベース設計完了後、すぐに試作プログラムを自動生成し稼動できるため、Javaでそのままシステムを構築する場合に比べ10分の1の時間で高品質なプログラムが作成可能です。
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提供開始日
2006年12月上旬
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価格
- PLANシリーズノウハウパッケージ :¥2,000,000~ (フォローサービス含まず、税別)
- THeRepository :¥3,000,000~ (保守サービス料含まず、税別)
- 楽々FrameworkII :¥3,000,000~ (開発サーバライセンス、税別)
会社概要
[住友電工情報システム]
住友電気工業株式会社の100%出資により1998年10月1日に設立されました。Java開発フレームワーク「楽々FrameworkII」や類似情報検索エンジン「QuickSolution」を中心とする業務パッケージソフトウェアの開発・販売・保守や、「楽々FrameworkII」を使用した各種業務用ソフトウェアの開発・販売・保守を行っています。
http://www.sei-info.co.jp/
[株式会社データ総研]
「ビジネスとITの架け橋」をミッションに、データ中心アプローチ(DOA)にもとづくシステム開発方法論と技法(PLANシリーズノウハウパッケージ)を中核としたコンサルテーションや教育を事業としています。コード統一・マスター統合をはじめ、情報戦略立案、RFP策定、要件定義、データ設計とデータ標準化、業務モデリングなどにより、全体最適・柔軟性を追求した情報システムの構築を支援しています。
http://www.drinet.co.jp/
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