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購買業務パッケージソフトの新製品「楽々Procurement(R)II」を開発
-機能の充実により、導入に要する費用と期間を大幅削減- |
2004年11月24日
住友電気工業株式会社
住友電工情報システム株式会社 |
住友電気工業株式会社と住友電工情報システム株式会社は、購買コスト削減と業務の効率化を支援するパッケージソフトの新バージョン
「楽々Procurement(R)II」を開発し、本年12月よりユーザーへのデモや具体的な提案活動等の営業活動を開始致します。
尚、製品の出荷、販売は来年4月を予定しています。
現在販売中の「楽々Procurement(R)」は、現実の購買業務に基づく豊富な機能とコストパフォーマンスの高さから、
大企業を中心に約20社に採用頂いておりますが、今回開発した「楽々Procurement(R)II」では、 従来製品の特徴を下記の通り一層強化しています。 |
- 新機能の追加により稼働期間を大幅に短縮
ユーザーから要望の強かった機能を多数追加することにより、業務パッケージソフト共通の課題である個別追加カスタマイズ開発を
行うことなく、システムの環境設定などの微調整で済ますことが出来る範囲が大幅に拡大しました。 これにより本システムでは、受注から本格稼動までの期間が従来の平均9ヵ月から半減以下の約4か月に大幅に短縮することが
可能となりました。
- 保守性の向上により投資額を大幅に抑制
また、本製品は、当社のJava(*1)開発環境である「楽々Framework(R)II
Ver2.1」上で全面再開発したことにより、 追加機能の開発に柔軟に対応できる等、保守性を大幅に向上させています。これにより、追加カスタマイズが必要な場合でも、
その開発費用は従来製品に比べて約半減に抑えられます。パッケージライセンス費用、導入サポート費用(標準の場合)、
追加カスタマイズ開発費用を合計した初期ソフト投資額は、従来の3千~7千万円から2千~3千万円に大幅に低減可能であり、
従来よりも導入しやすい価格を実現しました。
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パッケージライセンス価格は定価1,200万円、導入サポート費(標準の場合)は約300万円で、このほか、年間保守費用として
パッケージライセンス定価の15%が必要となります。初年度の販売目標は、20ライセンスで、関連売上を含めて5億円の売上を
見込んでいます。
(*1)Java:米サン・マイクロシステムズが開発したオブジェクト指向プログラミング言語。
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以 上 |
楽々Procurement(R)IIの新機能
- グループ会社内での共同購買。
- 複数品目を一括購入依頼する場合の、品目別の分納指示。
- 購入依頼部署だけでなく、購買部署や、その他の部署での入荷、検収。
- 購入依頼部署での希望発注先の選択入力。
- 過去の購入依頼実績からのコピーによる新規購入依頼。
- 参考見積の入手。
- 公開形式での見積依頼。
- 発注金額評価のための基準見積を固定でなく選択式に変更。
- システム外で入手した見積を添付しての発注。
- 注文請書の受領状況の管理機能。
- 発注納期と異なる納期回答を受けた場合の、依頼部署、購買部署へのメール通知。
- 月次検収締め日の設定。
- 購入依頼、発注なしでの異例検収。
- 承認ワークフローの状況照会、決裁中止。
楽々Procurement(R)IIの動作環境
サーバOS |
Linux/UNIX/Windows |
アプリケーションサーバ |
WebSphere他 |
データベース |
DB2/Oracle
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クライアント |
Internet Explorer/Netscape Navigator |
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