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業務系Webシステムの開発コストを大幅に削減できる
Java開発フレームワーク「楽々Framework(R)Ⅱ2.1」の販売を開始 |
2004年09月16日
住友電工情報システム株式会社 |
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「楽々Framework(R)Ⅱ」では、複雑な処理を実現できる業務コンポーネント(パターン)により、ノンプログラミングで業務処理の大部分が稼動します。
業務コンポーネントが実現している機能は詳細設計不要であり、プログラム設計工数を3分の1に圧縮可能です。 さらに、データベース設計完了後、すぐにプロトタイプのプログラムを自動生成し稼動できるため、
Javaでそのままシステムを構築する場合に比べ10分の1の時間で高品質なプログラムを作成可能です。
「楽々Framework(R)Ⅱ」は、2002年12月の発売以来、大企業の情報システム部門やシステム開発会社を中心に約50社に導入頂いております。
今般、販売を開始する「楽々Framework(R)ⅡVer2.1」では、リターンキーや矢印キーでのカーソル移動、縦横スクロール可能な一覧表示、
マトリックス表示など、クライアントサーバシステム並みに操作性のよい画面を、より簡単な操作で自動生成できるなど、機能を強化し、
Webシステムの開発において一層の生産性向上を実現します。
「楽々Framework(R)ⅡVer2.1」の主な新機能は、以下の通りです。
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- クライアントサーバシステムの操作性をWebで実現するリッチクライアント機能
Webシステムの弱点とされていた画面の操作性を高め、HTML画面でありながらクライアントサーバシステム並みの操作性を実現しました。
具体的には、リターンキーや矢印キーでのカーソル移動、縦横スクロール可能な一覧表示、マトリックス表示などを ノンプログラミングで実現します。
これにより、これまでWebシステムには不向きとされていたデータ入力系のアプリケーションや、生産管理システムなど
複雑な画面が要求されるシステムにも対応可能となります。
- 開発ツールPMSの強化(PMS/Web)
従来、Windows上で稼動していた開発ツールPMS/Winを全面Web化しました。
これにより、データベースの生成、項目オブジェクトの定義、プロトタイプの生成、稼動確認など一連の作業がすべて
ブラウザからできるようになり、操作性が格段に向上しています。さらに、プログラムの設計情報と実行モジュールが
サーバ上で一元管理できるようになり、例えば、目の前で稼動しているプログラムのリンクをクリックするだけで、 プログラムの仕様書や各種クロスリファレンス資料が表示できます。この結果、プログラム開発の生産性だけでなく、
保守性も大きく向上します。
- 業務コンポーネント(パターン)の拡充
従来200種類だった業務コンポーネントを300種類に増やしました。 これにより、これまで追加コーディングで実現していた機能の多くがノンプログラミングで対応可能となり、
開発工数の削減を実現します。
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本製品は、これから本格的に業務系Webシステムの構築を立ち上げたい、あるいは、Javaで業務系Webシステムを構築したいが、
効率的な開発方法や専門家不足でお悩みの企業すべてに対応できます。 特に、短期間でのシステム構築を実現できる特長から、ホストシステムのダウンサイジング(再構築)に最適です。
なお、本製品は開発サーバライセンス\3,000,000、実行サーバライセンス\1,000,000(Linux/Windows)の価格設定で、
初年度50社への販売を計画しており、導入サポートも含めて4億円の売上を見込んでいます。 |
以 上 |
*1 |
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Java:米サン・マイクロシステムズが開発したオブジェクト指向プログラミング言語。 |
*2 |
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XML:Extensible Markup Languageの略。HTMLに代わるものとして標準化作業が進む、文書やデータを「タグ」でマーク付けした言語 |
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