ファイルサーバ検索機能を強化した全文検索システム「QuickSolution」新バージョンを発売

　ビジネスシーンではビッグデータの活用が注目されています。定型・非定型の情報が混在する閉じられた企業内・組織内においてもそのデータ量はますます増大し、重要な知識や情報が埋没して見つけにくくなるなど、情報共有による新たな価値創造をしづらくなっています。そのため、それらの情報資源を効率よく的確に検索・分析し、新たな知的情報資源として活用するべく、大容量対応の全文検索システムのニーズが高まっています。

　今回、販売を開始する「QuickSolution Ver.9.0」では、社内の大容量ファイルサーバを効率よく検索・活用するために様々な機能強化を行いました。ユーザインターフェースを一新し、利用者が普段から使い慣れたWindows エクスプローラのような直観的な操作が可能になりました。また、ファイルサーバ検索に関しては、データ構造を全面的に見直し、大容量ファイルサーバに対する高速セキュア検索を実現しました。

新たなユーザインターフェース採用による操作性の向上
フォルダツリー表示や検索結果のソートとフィルタ、検索結果の表示形式の切り替えなど、Windowsエクスプローラのような操作性を実現し、利用者が使い慣れた直感的な操作で企業内のデータを横断的に検索できます。ソートとフィルタは初心者でも使いやすく配置されており、表示する項目を利用者の好みに合わせてパーソナライズすることも可能です。また、利用者ごとの検索履歴をワンクリックで呼び出して再検索できる機能の追加や、サムネイルを従来比で大きく表示するなど、多岐にわたる操作性の改善を行いました。
アクセス権限が設定された環境下での検索パフォーマンス向上とセキュリティ強化
企業では避けて通れないアクセス権限が設定された大容量のファイルサーバ検索において、参照可能な検索結果の表示までにかかる時間を大幅に短縮しました。データ構造および内部処理を刷新し、検索速度（Active Directoryに基づく参照権限チェック含む）を大幅に高速化することで、数百万件が検索にヒットする場合でも瞬時に検索できます。また、従来のファイル単位の参照権限チェックに加えて、上位階層のフォルダの参照権限もチェックできるようになり、セキュリティ面でも大幅な強化を行っています。
システム管理者向け設定／運用の簡素化（管理ツール）
システム管理者がファイルサーバを検索対象に設定する際の、管理・運用機能を全面的に見直す（設定画面の刷新、共有フォルダの自動取込など）ことによって、システム管理者の負担を大幅に低減するとともに、柔軟な検索対象の設定（検索対象への取込／除外設定など）が可能になっています。

　「QuickSolution Ver.9.0」は、フルスペックのFSモデルと基本機能に絞ったDBモデルがあり、どちらのモデルもファイルサーバ、Webサーバ、RDBなどを標準で検索可能です。FSモデルの本体標準価格は120～900万円（税別）で、DBモデルの本体標準価格は80～600万円（税別）です。

　当社は、今後もますます需要が見込まれるビッグデータ時代を見据えたエンタープライズサーチの市場において、ニーズを先取りした全文検索システムの開発に取り組んでいきます。

住友電工情報システム株式会社　ビジネスソリューション事業本部
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ニュースリリース

ファイルサーバ検索機能を強化した全文検索システム「QuickSolution」新バージョンを発売
～ユーザインターフェースを一新し、利用者の直観的な操作性をさらに向上～

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ファイルサーバ検索機能を強化した全文検索システム「QuickSolution」新バージョンを発売 ～ユーザインターフェースを一新し、利用者の直観的な操作性をさらに向上～

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～ユーザインターフェースを一新し、利用者の直観的な操作性をさらに向上～