住友電工情報システム
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ニュースリリース

Webアプリケーション開発基盤「楽々Framework3 Ver.2.4」を販売開始

~構成管理機能を強化 アジャイル開発を効率的にサポート~

2017年2月28日
住友電工情報システム株式会社

住友電工情報システム株式会社は、Webアプリケーション開発基盤の最新版「楽々Framework3(らくらくフレームワーク・スリー) Ver.2.4」の販売を開始します。

楽々Framework3は、業務システム開発のための部品組み立て型Webアプリケーション開発基盤であり、システム設計から保守段階までの広範囲にわたる品質、生産性の向上とコスト削減を実現します。

今回リリースする最新の「楽々Framework3 Ver.2.4」では、楽々Framework3の統合開発環境「RakStudio」の構成管理機能を強化しました。バージョン管理ツール「Subversion(*1)」と連携したシステムのバージョン管理に加え、タスク管理ツール「Redmine(*2)」と連携して、アジャイル開発と親和性の高いチケット駆動開発(*3)を効率的にサポートします。


また、さまざまなプラットフォーム上のシステムから呼び出せるWebサービス公開機能を追加しました。これにより他のシステムから、楽々Framework3を介して簡単にシステムのデータの更新、読み込みができ、より柔軟なシステム間連携が可能になります。

今回新たに追加された機能は、以下の通りです。

(1) 構成管理機能を強化

楽々Framework3の動作設定の変更内容をバージョン管理ツールの1つである「Subversion」と連携して、RakStudio上から変更をコミットすることができるようになりました。さらにタスク管理ツールの1つである「Redmine」とも連携して、コミットを行う際にどのチケット(*4) についての修正であるかを示すメッセージを埋め込むことができます。

この2つの動作により、楽々Framework3を使った開発において、チケット駆動開発を行えるようになり、どの修正目的(チケット)で、どこ(対象ファイル)を修正したのかを関連付けて管理することができます。多人数のシステム開発でのファイル上書き事故予防や、修正内容を後から簡単に確認することができます。


(2) Webサービス公開機能

楽々Framework3から、さまざまなプラットフォーム上のシステムと直接データをやりとりするためのWebサービス(*5)を公開する機能を追加しました。他のシステムからJava以外の言語で楽々Framework3で構築したシステムのデータを更新することや、データを編集して読み込むといった使い方が可能になり、より柔軟なシステム間連携が可能になりました。


(3) 運用監視機能

楽々Framework3で動作中のプログラムの運用履歴(サーブレットの開始、終了時間やラップタイム)や、サーバのリソース情報(CPU使用率、メモリ使用率、ディスク使用量)を定期的に記録して、グラフ表示する機能です。

サーバの負荷がピークを迎える時間帯を分析することや、特定の処理に時間がかかった場合に、そのプログラムの要所要所での所要時間から改善箇所を特定することができます。


当社では、今後も、業務システム開発のための部品組み立て型開発基盤楽々Framework3において、開発者のニーズにきめ細かく対応した機能を追及し、開発・販売していきます。

*1 Subversion:
Apache Subversion(アパッチ・サブバージョン:SVN)オープンソースのバージョン管理システム。
複数の開発者が共同で一つのソフトウェアを開発する際などに、ソースコードやドキュメントを管理するのに用いられる。
*2 Redmine:
プロジェクト管理ができるオープンソースソフトウェア。Webベースで、プロジェクトのタスク管理/進捗管理/情報共有を行うことができる。
*3 チケット駆動開発:
プログラム開発手法の一種で、ソフトウェア開発時の各作業を「チケット」と呼ばれる比較的小さな単位のタスクに分割し管理する開発手法。
*4 チケット:
Redmine上でタスクを管理するのに使われます。実施すべき作業、修正すべきバグなどの一つ一つのタスクをRedmineのプロジェクトにチケットとして登録します。
*5 Webサービス:
楽々Framework3にHTTPリクエストを送信すると処理結果をJSONフォーマットでHTTPレスポンスとして返します。

【補足資料】

■ 楽々Framework3 のコンセプト

  • 1. 素早く組み立て自由にカスタマイズ
  • 2. データモデルから自動生成
  • 3. 保守とドキュメンテーションの標準化

■ 楽々Framework3 の導入メリット

  • 1. 簡単プログラミングで品質の高い、低コストの開発を実現
  • 2. 安心して長期利用することができ、保守コストを削減
  • 3. 内製化体制を確立し、開発人材の成長を促進

■ 楽々Framework3 の動作環境

サーバOS:Windows Server, Linux(RedHat EnterPrise Linux,
 SUSE Linux EnterPrise Server), Solaris, AIX, z/Linux, i5/OS
アプリケーション
サーバ
:WebSphere, Oracle WebLogic Server, Interstage,
 Cosminexus, WebOTX, Tomcat 等
データベース:Oracle, DB2, PostgreSQL, MySQL, SQL Server,
 SAP HANA 等
クライアント:Internet Explorer, Firefox, Safari , Google Chrome,
 Android標準ブラウザ, Mobile Safari

■ 楽々Framework3 Webサイト

http://www.sei-info.co.jp/framework/

登録商標について

  • 楽々Frameworkは、住友電気工業株式会社の登録商標です。
  • AIX、i5/OS、WebSphere、DB2は、米国IBM Corporationの米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • Cosminexusは、株式会社日立製作所の登録商標です。
  • Windows、Windows Server、SQL Server、Internet Explorerは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • Firefoxは、米国Mozilla Foundationの米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • Interstageは、富士通株式会社の登録商標です。
  • Oracle、Oracle WebLogic Server、Solaris、MySQLは、米国Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • Linuxは、Linus Torvalds氏の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • Safariは、米国Apple Inc.の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • WebOTXは、日本電気株式会社の登録商標です。
  • Red Hatは、米国Red Hat, Inc.の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • Google、Google Chrome、Chrome、Androidは、米国Google Inc.の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • Androidは、米国Google Inc.の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • その他、本書に記載されている会社名・製品名等は、各社の商標または登録商標です。
  • Subversionは、米国CollabNet, Inc.の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • SUSEは、米国SUSE LLC LIMITEDの米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • Tomcatは、米国Gen-Probe Incorporatedの米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • SAP HANAはドイツSAP SEの欧州共同体及びその他の国における商標または登録商標です。

会社情報

住友電工情報システム株式会社の概要

設立1998年10月1日
資本金4.8億円
従業員数450名
代表者代表取締役社長 白井 清志
本社所在地大阪市淀川区宮原3-4-30(ニッセイ新大阪ビル)
事業内容各種業務用ソフトウエアの開発・販売・保守、
パッケージ・ソフトの開発・販売・保守 他

お問い合わせ

<製品に関するお問い合わせ先>

住友電工情報システム株式会社
ビジネスソリューション事業本部 システム営業部TEL: 03-6406-2840
西日本システム営業部TEL: 06-6394-6731
Email: rakrak@sei-info.co.jp

<本件に関するお問い合わせ先>

住友電工情報システム株式会社
ビジネスソリューション事業本部 マーケティング室TEL: 06-6394-6754
FAX: 06-6394-6759
Email: mkt@sei-info.co.jp http://www.sei-info.co.jp
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