ニュースリリース
Webアプリケーション開発基盤「楽々FrameworkII Ver.6.2」を発売
~プログラム開発の生産性、品質向上に向けた機能がさらに充実~
2012年10月9日 住友電工情報システム株式会社
住友電工情報システム株式会社は、Webアプリケーション開発基盤の最新版「楽々FrameworkII(らくらくフレームワーク・ツー) Ver.6.2」の販売を本日より開始します。
楽々FrameworkIIは、業務システム開発のためのWebアプリケーション開発基盤であり、システム設計から保守フェーズまで広範囲にわたって品質、生産性の向上とコスト削減を実現します。当社は、1999年10月にJava開発フレームワーク「楽々Framework」の販売を開始し、これまで自社システム開発用途を中心に約300社に導入いただいております。
今回発売を開始する「楽々FrameworkII バージョン6.2」では、プログラム開発における単体テスト工程の、テストケース自動生成に対応。自動テストスクリプトも生成することができ、テストケースを自動実行してテスト結果のレポートを作成できます。
またソフトウェアメトリクス(評価尺度)測定を行う機能を追加し、ソフトウェアの規模や複雑さを定量的に算出することが可能となります。定量的に測定された値をもとに品質管理に活用でき、メンテナンス性の評価に利用することが可能となりました。
本バージョンの特長は次のとおりです。
- テストケース自動生成
楽々FrameworkIIのプログラム定義を記述した設定ファイルから、テストケースを自動生成することができるようになりました。作成したプログラムの機能を網羅したテストケースを生成するため、意図した通りにプログラムが動作することを検証可能です。テストケースはExcel形式で出力でき、誰にでも簡単に確認することができます。さらに生成したテストケースを自動実行するためのスクリプトを生成でき、オープンソースの「Selenium」を使い実行可能です。
- ソフトウェアメトリクス測定
ソフトウェアメトリクス測定の機能を追加しました。これにより、ソフトウェアの規模や複雑度を定量的に算出して、不具合件数予測等の品質管理に活用することができます。また楽々FrameworkIIの標準からどの程度外れて作成されているかをプログラム毎に分析できるため、個々のプログラムのメンテナンス性を評価しトータルコスト削減に寄与します。
- その他本バージョンで強化された機能
- (1)分散トランザクション
複数のデータベースを同時に更新(2相コミット)して同期することができようになりました。
- (2)スマートフォン用新デザイン
スマートフォン対応のノウハウを集め、スマートフォン用に新デザインを採用しました。 押しやすくなったボタン表示や、横スクロールを防止した一覧画面での詳細表示など、スマートフォンでの利用がより一層便利になります。
- (3)使いやすさの向上
項目毎のヘルプ表示機能を新たに追加し、使いやすさを向上しました。
・未入力の入力欄に説明や入力例を薄く表示。
・項目毎の説明をポップアップで表示。
当社では、今後もWebアプリケーション開発基盤 楽々FrameworkIIにおいて開発者のニーズにきめ細かく対応した機能を追及し、開発・販売していきます。
以 上
楽々FrameworkIIの主な特長
- 通常のJava開発と比べて5倍以上の圧倒的な開発生産性
- 部品組立型の開発ツールだから、仕様の追加・変更時も再生成が不要
- 豊富な事例、自社システム開発用途での実績No.1
- 充実のサポートメニューにより、習得が容易
楽々FrameworkIIの動作環境
サーバOS |
Windows Server, Linux (RedHat Enterprise Linux, SUSE LINUX Enterprise Server), Solaris, AIX, z/Linux, i5/OS |
アプリケーション
サーバ |
WebSphere, Oracle Application Server, WebLogic, Cosminexus, WebOTX, Interstage, Tomcat 等 |
データベース |
Oracle, DB2 UDB, PostgreSQL, MySQL, SQL Server 等 |
クライアント |
Internet Explorer, Firefox, Android標準ブラウザ, Mobile Safari |
製品Webサイト
- 楽々Frameworkは、住友電気工業株式会社の登録商標です。
- AIX、i5、WebSphere、DB2 は、米国 IBM Corporation の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- Android は、米国 Google Inc. の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- Cosminexusは、株式会社日立製作所の登録商標です。
- Windows、Excel、Windows Server、SQL Server、Internet Explorerは、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- Firefox は、米国 Mozilla Foundation の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- Interstageは、富士通株式会社の登録商標です。
- Java、Solaris、WebLogic、Oracle、MySQL は、米国 Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- Linux は、Linus Torvalds 氏の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- Safari は、米国 Apple Inc. の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- SUSE は、米国 Novell, Inc. の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- WebOTX は、日本電気株式会社の登録商標です。
- Red Hat は、米国 Red Hat, Inc. の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- その他、本リリースに記載されている会社名・製品名等は、各社の商標または登録商標です。
住友電工情報システム株式会社の概要
設立 |
1998年10月1日 |
資本金 |
4.8億円 |
従業員数 |
420名 |
代表者 |
代表取締役社長 白井 清志 |
本社所在地 |
大阪市淀川区西宮原2-1-3(SORA新大阪21ビル) |
事業内容 |
各種業務用ソフトウェアの開発・販売・保守 パッケージ・ソフトの開発・販売・保守 他 |
製品に関するお問い合わせ先
住友電工情報システム株式会社 ビジネスソリューション事業本部
システム営業部 TEL: 03-6722-3480
西日本システム営業部 TEL: 06-6394-6731
Email:rakrak@sei-info.co.jp
本件に関するお問い合わせ先
住友電工情報システム株式会社 ビジネスソリューション事業本部
マーケティング室 TEL: 06-6394-6754
Email:mkt@sei-info.co.jp
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